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シャカシャカキーホルダーで水族館の人気者のくらしを学ぼう 新屋島水族館でつくろう!海と日本PROJECTを開催しました!

一般社団法人マナティー研究所は、香川県高松市の新屋島水族館のマナティー水槽の前で、海の生きものの暮らしを学べる環境教育「新屋島水族館でつくろう! 海と日本PROJECT」を開催。シャカシャカキーホルダーをつくるワークショップを行いました。

2024.08.27

一般社団法人マナティー研究所は、香川県高松市にある新屋島水族館のマナティー水槽の前で、来館者を対象に、2024年8月12日・13日の2日間、海の生きものの暮らしを学べる環境教育「新屋島水族館でつくろう! 海と日本PROJECT」を開催いたしました。このワークショップでは、キーホルダーの中にアクリルの生きものやビーズを入れて、​​大人気のシャカシャカキーホルダーをつくります。新屋島水族館の人気者であるアメリカマナティー、バンドウイルカ、コツメカワウソが、キーホルダーの中で楽しそうに暮らしているようなデザイン​​となっています。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
香川県の新屋島水族館の協力を得て、夏休み期間の家族連れや子どもを対象に、海の動物のくらしについて学べるキーホルダーづくりのワークショップを実施しました。
日程
2024年8月12日・13日
開催場所
新屋島水族館(香川県)
参加人数
約130名
協力団体
新屋島水族館、おえかき屋Lamp

生きものの生態を分かりやすく表現したデザイン

マナティー研究所のイベントは、今年もたくさんの生きもの好きの来場者が参加してくださいました。2日間で約130名のお子様にご参加いただくことができました。

イベントでは、海の動物のくらしについて学べるキーホルダーづくりのワークショップを実施しました。キーホルダーの中にアクリルの生きものやビーズを入れて、​​大人気のシャカシャカキーホルダーをつくりました。ワークショップでつくれるキーホルダーは、新屋島水族館の人気者であるアメリカマナティー、バンドウイルカ、コツメカワウソの生きものたちが楽しそうに暮らしているようなデザインです。研究者達が監修し、その生きものの暮らしがよく分かるようにデザインされています。​​バンドウイルカのキーホルダーは高橋力也氏(元・近畿大学 海棲哺乳類学研究室​​)、コツメカワウソのキーホルダーは鈴木瑛之氏(元 京都大学野生動物研究センター)の監修をしていただきました。

アメリカマナティーのキーホルダーは、母子のマナティーが寄り添うようにクリスタルリバーを泳ぐデザインです。アフリカマナティーやアマゾンマナティーはとても警戒心が強いのですが、アメリカマナティーは人間に慣れていて人懐っこい性格です。そのため、ダイバーさんとアメリカマナティーが一緒に泳いでいるデザインとしました。

バンドウイルカのキーホルダーは、母子がデザインされています。バンドウイルカは日本の沿岸にも生息するイルカで、群で生息しています。イカを好んで食べることから、餌となるイカもキーホルダーの中に入れられるようにしました。また、赤ちゃんイルカの尾びれのつけ根のシワは「胎児しわ」と呼ばれるもので、母親の胎内に丸くなって入っていた跡です。

「イルカもお腹の中で育って生まれてくるんだよね。あなたもお腹の中にいたんだよ。」
と、お母さんたちが子どもに出産のことを伝えてくれる様子も多くみられました。

今回、コツメカワウソのキーホルダーは新しくデザインしました。コツメカワウソは群れで暮らしています。カワウソの泳ぎ方を知ってもらうために、今回は「犬かき」の泳ぎをデザインしました。また、エサとなるカニを手で上手に抱えて食べているカワウソもつくりました。カワウソは、可愛い見た目に反して、硬い殻を砕くような強い歯やアゴをもっています。人里近くの河川などを住処としていること、夜行性であることなども学べるようにしました。

生きものを身近に感じ、親しみを持ってもらいたい

ワークショップに参加してくださった皆様に、上述のような生きものの生態を説明し、水族館をもっと楽しめるように、そして生きものの暮らしに思いを馳せることができるように、お一人お一人に語りかけていきました。

子どもも楽しいキーホルダーつくりを通して、自然の中での生きものの暮らしに関心を持ち、自身の住まいの近くの公園や雑木林、川に住む生きものたちを新しい視点で見る切っ掛けにしていただければと思います。そのことがまわりまわって、地域の自然を守ることにつながるのではないでしょうか。

参加した子ども・保護者からの声

・イルカがイカを食べているなんて知らなかった
・イルカの赤ちゃんが体を折り曲げてお母さんのお腹の中に入っていたことを初めて知った
・イルカがグループで過ごしていることを知らなかった
・カワウソがカニを食べるとは知らなかった
・カワウソはどのくらい潜っていられるんだろう
・イルカが食べているイカの種類を知りたい
・全種類つくってみんなに見せたい
・マナティーのお母さんは3年間一人で子育てするなんて大変
・アメリカのマナティーだけが人を怖がらないと初めて知った

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:130人