しんかい6500!神秘の深海で起きている真実をこの夏解き明かそう!【深海の秘密セミナー&こども画伯体験】を開催しました!
一般社団法人Mfiseaは、大分県別府市にて「深海の秘密セミナー&こども画伯体験」を開催。深海の生き物やプラスチックごみについて聴講するとともに、美術アーティスト指導のもと絵画を創作し、子どもたちが海への理解を深めました。
2024.07.31
一般社団法人Mfiseaは、2024年7月15日(月・祝)に大分県別府市にて「深海の秘密セミナー&こども画伯体験」を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
・潜水艦「しんかい6500」による調査内容
・深海の生き物やプラスチックごみについて聴講
・プロの美術アーティスト指導のもと絵画を創作
日程
2024年7月15日(月・祝)
開催場所
別府国際コンベンションセンター(ビーコンプラザ)レセプションホール
参加人数
50名(親子20組)
後援
日本財団 海と日本プロジェクト / 環境再生保全機構 地球環境基金 LOVE BLUE
協賛
【第43回令和6年度大分県全国豊かな海づくり大会】協賛行事
深海のひみつセミナー&こども画伯体験
第1部では、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の磯部紀之研究員をゲストスピーカーとしてお呼びしました。研究で明らかになった、宇宙よりも到達することが難しいと言われている”深海6000メートル”を超える超深海で生活している様々な生き物、実際に深海の底に到達したプラスチックごみを映像で見せていただきました。また、潜水艦「しんかい6500」に乗り込むときの苦労、潜水艦はどうやって沈んでいくのか?どうやって浮いていくのか?など潜水艦の様々な秘密も教えてくださり、ワクワク・ドキドキの冒険心をくすぐる講演となりました。イベントの最後には、子どもたちからたくさんの質問がされ、深海に関わる質問だけでなく、「なぜ、磯部さんは深海の研究者になったのですか?」といった未来の仕事を想像するような質問も出てきており、イベントを自分事として聞いていた子どもたちの真剣なまなざしが印象的でした。
第2部で、行われた「こども画伯体験」では、参加者が思い思いの絵を描いておりました。海の中をカラフルに描く子供から、漆黒のディープな海を表現する子供まで様々で、子どもたちの感性や表現力の豊富さがあらわれるイベントとなりました。
普段なかなか知ることのできない深海の秘密について研究者からお話を”聞く”だけでなく、”描く”というアウトプットの要素をイベントに取り入れることで、情操教育や海への愛を育むきっかけ作りになりました。参加者の皆さんはこの日が、心豊かな一日になったようでした。
参加した子ども・保護者からの声
参加した子どもからは、「深海にも生き物がいた」、「深海にもごみが落ちていた」というような声もあり、イベントを通じて環境問題に関心を持つことへ繋がりました。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:50人