釣りを楽しみながら学ぶ!磯焼け問題を考える釣りイベントを開催
一般社団法人藻藍部は、磯焼け問題を考える釣りイベントを開催。岸壁釣りや釣り堀体験、磯釣り大会に加え、プロ釣り師の山口みさき氏をゲストに招き、釣りの技術を学ぶとともに、海の環境保全について考えました。
2025.03.07
一般社団法人 藻藍部は、2025年2月8日(土)9:00~15:00に、ファミリー層から本格的な磯釣りを楽しむ社会人まで幅広い方々を対象とした釣りイベントを開催しました。
本イベントでは、家族向けの岸壁釣りや漁協の水揚げ場を活用した釣り堀体験に加え、磯釣り大会も同時開催。釣りを楽しみながら、海の環境保全について学ぶことを目的とし、特に磯焼けの現象への理解を深める機会となりました。参加したファミリーは、岸壁釣りや釣り堀体験を通じて釣りの楽しさを味わうとともに、磯釣りをする方々との交流を通じて、新たな発見を得ることができました。また、ゲストとしてプロ釣り師の山口みさきさんをお招きし、釣りの技術を学びながら環境について考える機会を提供しました。
本イベントは、次世代に豊かで美しい海を引き継ぐことを目指す“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として実施されました。
開催概要
ファミリー向けフィッシング(岸壁釣り、釣り堀体験)、磯釣り大会
日程
2025年2月8日(土)09:00~15:00
開催場所
徳島県海部郡美波町 日和佐町漁業協同組合内
参加人数
35人
協力団体
川崎汽船株式会社、日和佐町漁業協同組合、一般社団法人TSURIBITO、みなみ阿波観光局
ファミリー釣り体験
県内外から訪れたファミリー向けに、岸壁釣りと釣り堀体験を実施しました。釣り堀体験では、漁協の水揚げ場を活用し、漁師の方々が提供してくれた季節の魚を狙う貴重な体験を楽しんでいただきました。
磯釣り大会
磯焼けの原因とされるアイゴをターゲットにした磯釣り大会も同時開催しました。参加者は、磯釣りの醍醐味を味わいながら、環境問題への理解を深める機会となりました。釣り上げた魚は、ファミリーの皆さんと一緒に計量を行い、大きさや種類を確認。アイゴ以外にもさまざまな魚種が釣れ、魚ごとの特徴や生態について話し合う場面も見られました。釣果を通じて、海の豊かさや変化を実感し、自然とのつながりを考える貴重な時間となりました。
環境学習
釣り体験の後には、海洋環境について学ぶ環境学習を実施しました。釣りを通じて海と触れ合った参加者に対し、海洋環境の変化や課題についてわかりやすく解説。特に、磯焼けが海の生態系に与える影響や、その原因となるアイゴの増加について詳しく学びました。また、ゲストとしてお招きしたプロ釣り師の山口みさきさんからも、実際の釣り経験を交えながら、海の環境変化や漁業への影響についてお話しいただきました。専門家の視点からの説明により、参加者は海の現状をより身近に感じることができ、釣りを楽しむだけでなく、環境保全への意識を高める貴重な機会となりました。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:35人