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上陸用舟艇を活用し、離島の海岸漂着ごみを一掃「丸亀市広島アクセス困難海岸の漂着ごみ回収作戦!」を開催しました!

瀬戸内オーシャンズX推進協会と一般社団法人香川県産業廃棄物協会は「丸亀市広島アクセス困難海岸の漂着ごみ回収作戦!」を開催。桟橋がない海岸にも直接接岸できる上陸用舟艇を使って、ふだん人が立ち入らない海岸に散乱した漂着ごみを効率的に回収しました。

2024.12.13

瀬戸内オーシャンズX推進協会と一般社団法人香川県産業廃棄物協会は、11月23日に海洋プラスチックごみ削減施策の一環として、人の立ち入りが難しい海岸に散乱する漂着ごみの効率的な回収を行う「丸亀市広島アクセス困難海岸の漂着ごみ回収作戦!」を開催しました。

このイベントは、瀬戸内海の包括的海洋ごみ対策を行う「瀬戸内オーシャンズX」プロジェクトおよび、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環です。

開催概要
上陸用舟艇にて丸亀市広島の普段人が立ち入らない海岸に上陸し、漂着ごみを一掃
日程
2024年11月23日(土)8:30~11:45
開催場所
【開会式】丸亀港みなと公園
【清掃活動】丸亀市広島  広島東海岸
参加者
池田 豊人(香川県知事)
松永 恭二(丸亀市長)
落合 秀明(香川県産業廃棄物協会会長)
秋山 浩章(瀬戸内オーシャンズX推進協議会会長)
香川県産業廃棄物協会会員
香川県立多度津高校生
ほか約100名
主催
瀬戸内オーシャンズX推進協議会
一般社団法人香川県産業廃棄物協会
共催
丸亀市
一般社団法人みんなでびぜん

一斉にごみ拾い! 香川県知事や丸亀市長も参加!

当日は香川県の池田知事、丸亀市の松永市長をはじめ、丸亀市職員や香川県職員、一般社団法人香川県産業廃棄物協会の落合会長 、香川県産業廃棄物協会員、高校生など、100人以上が参加しました。開会式では池田知事、松永市長、落合会長から挨拶があり、出発宣言を行って清掃への士気を高めた後は、いよいよ船に乗って丸亀市広島へ向けて出発です。

上陸用舟艇で離島の立ち入り困難海岸へ!ごみ拾い開始!

離島や半島の先端部など人の立ち入りが困難な海岸では、流れ着いた散乱ごみが放置され、全国的な課題となっています。高齢化や人口減少が進む離島ではさらに活動が難しく、島外のボランティアの活躍が求められている状況にあります。こうした課題に対応し、離島の海洋ごみ対策を推進するため、今回は桟橋がない海岸にも直接接岸ができる上陸用舟艇を使って、広島の普段人が立ち入らない海岸に上陸しました。一見きれいに見える浜ですが、奥の雑木林の中には風で飛ばされた大量のごみが散乱しており、参加者が手にしたごみ袋は次々いっぱいになっていました。

45分で約700kgのごみを回収!

風の影響もあり45分程度の清掃活動でしたが、約700kgものごみを回収することができました。ごみだらけだった雑木林からは、大きな発泡スチロールや散乱していたペットボトルが粗方なくなり、見違えるほどきれいになりました。最後は参加者のバケツリレーで、丸亀市のご協力により船に積載されたごみ収集車にごみ袋を積み込みました。
離島のごみの搬出には船での運搬が必須であるため、今回のように一度に大量のごみを回収する場合は特に、活動団体が自分でごみを本土へ持ち帰ることが望まれるのです。その日のうちにごみを持ち帰ることで、島への負担を最小限にごみ回収を行うことができました。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:100人