瀬戸内海に面する県に横串を。岡山県・香川県・広島県から総勢50名の親子が集合!広島県・百島にて環境と食の体験共有。
瀬戸内わくわくプロジェクトは、海はみんなのものという意識を持ってもらおうと、岡山・香川・広島に住む子供たちが船に乗って島で出会い、島での環境と食の体験を共有するプログラムを、2024年度の1回目として広島県・百島で行いました。
2024.12.13
瀬戸内わくわくプロジェクトでは、海はみんなのものであるという意識を持ってもらうため、行政区域に捕らわれることなく、面的に瀬戸内海の面する県の子供たちや漁業関係者を繋ぎ、子供たちに海と魚を好きになってもらうための活動を昨年に続き、2024年度の1回目として、9月29日に広島県・百島にて開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
当日の様子は下記のYouTubeで御覧頂けます。
https://youtu.be/oPVGJSDG3CA
開催概要
岡山・香川・広島に住む子供たちがそれぞれの県から船に乗って島で出会い、島での環境と食の体験を共有するプログラムです。
日程
2024年9月29日(日)
開催場所
広島県尾道市百島
参加人数
岡山県・香川県・広島県から参加の子供と保護者総勢50名
協力団体
浦島漁業協同組合
岡山・香川・広島からは家族で船にのって広島県の百島に向かいます。
瀬戸内海の素晴らしさを体験してもらうためには、船に乗ることが一番。風を感じながら、波しぶきをあげて進む船の上から、瀬戸内海の美しい島々をながめながら目的の島に移動します。移動中、飛び跳ねる魚に出会うかもしれません。子供たちをわくわくで楽しい冒険が待ち受けています。岡山チームは40分ほどの船の旅、香川チームは約1時間、広島チームは15分で移動して、百島でみんなが出会います。
まずは、子供たちが海の課題や海を好きになってもらうアクティビティ
島に到着した参加者には暑さ対策や安全についてのオリエンテーションが行われました。最初のプログラムは、海洋ごみについての勉強と、ビーチの清掃活動です。
同行して頂いた、海洋ごみに関する専門家の中野さんより、瀬戸内海の海洋ごみの現状や、それが及ぼす影響などのレクチャーが行われました。理解した後は、みんなでビーチに出て、清掃活動を行いました。
集めたごみは種類ごとに分けて作業完了です。一見、ないように見えても集めると結構なごみの量になりました。
ビーチ清掃でたくさん汗をかいた後は、お楽しみの海水浴です。海で泳いだ経験のない子供もたくさんいるため、海で泳ぐ楽しさを通じて海を好きになってもらいたいと開催されました。万が一の事故に備えて全員がライフジャケットをしっかりと着用して海に入りました。
百島の有志から歓迎のプレゼント
島の人たちが子供たちのために竹を切って、長~い流しそうめんを準備してくれました。
流れてくるのは、そうめん、さくらんぼ、そして何と、イカや蟹も流れて来ます!子供たちは大喜びで何度も何度もそうめんをすくっていました。
最後は、子供たちに魚を好きになってもらうための食育プログラム
ビーチの清掃活動と楽しい海水浴を終えて、ランチの後は魚についての学習です。地元浦島漁協の組合長と奥様によるお魚捌きのデモンストレーションと、子供たちも一緒にウロコを取り、チイイカを手でさばいていきます。捌いた魚はBBQと、バター焼きで美味しく頂きます。
参加した子ども・保護者からの声
参加した子供たちから絵日記が送られてきましたので紹介します。
松本だいすけ さん 9才
尾崎夏帆 さん 11歳
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:50人