さかな博士育成塾「君たちが変えよう、さかな達の未来」出前授業を開催しました!
一般社団法人島原半島観光連盟は、南島原市立南有馬中学校3年生の総合学習の一環として「さかな博士育成塾」を開催。地域で獲れる魚や養殖魚を知り、資源の大切さを次代に繋げてもらうことを目的とした出前授業で、今回はトラフグの種苗生産会社社長から地域の水産資源の豊かさや枯渇の可能性について学びました。
2024.06.28
一般社団法人島原半島観光連盟は、南島原市立南有馬中学校3年生の総合学習の一環として、2024年6月3日に地域で獲れる魚や養殖されている魚を知り、もっと魚を好きになり、そして次代に資源の大切さを繋げていってほしいということを目的に、「さかな博士育成塾」出前授業を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
地域で獲れる魚や養殖されている魚を知り、もっと魚を好きになり、そして次代に資源の大切さを繋げていってほしいということを目的に、「さかな博士育成塾」出前授業を実施。
開催日
2024年6月3日(月)
開催場所
南島原市立南有馬中学校
参加人数
28名
登壇者
株式会社FUKUNOTANE 河原社長及び外国人実習生、魚加工のプロスタッフ
地域の水産資源の豊かさを伝える
南有馬中3年生の総合学習の一環として、地域の水産資源や世界的に見た日本の養殖業のこと、今後の水産資源の行方を学ぶ目的で、南島原市南有馬町にある、主にトラフグの種苗生産を行う「(株)FUKUNOTANE」の河原社長にご登壇してもらい、出前授業を行った。その日に水揚げされた魚や養殖魚、また餌となる飼料を教室に運び、目で見て学び、地域の水産資源の豊さを生徒に実感してもらった。
生徒達は、普段あたり前のように見ている海で多様な魚種が獲れる事、また、地球環境の悪化により、天然の資源である魚の飼料がこのままだと枯渇してしまう可能性がある事などを学んだ。
最後には、お土産として「ふぐのオイル漬け」をプレゼントし、生徒達も大切そうに家庭へ持ち帰っていた。
これを機に、自分事として魚の未来を考え、関心を持つ生徒が1人でも増えることを願う。
次回は・・いよいよ養殖場見学!
今回の出前授業で学んだ事や疑問に思った事を養殖場見学までに学校で自分なりに調べ、今度は、実際に養殖場に行き、トラフグやヒラメがどのように育っているか、また魚のさばき体験などを実施予定。
子ども達の「さかな博士」への道は今、始まったばかり。
参加した子ども・保護者からの声
生徒の声:
・地元でこんなに多くの魚が獲れるとは知らなかった。
・魚の餌を初めて見た。
・世界的に見たら、中国の養殖生産量に驚いた。
・次回の施設見学会が楽しみ。
先生方の声:
普段では学ぶことができない貴重な体験を生徒達もでき、いつもの授業以上に生徒の反応がよかった。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:28人