海と日本PROJECT「さかな博士育成塾」島原半島の小学生が、さかなの生態や捌き方、おいしさを学びました。
一般社団法人島原半島観光連盟は、養殖場見学やさかな捌きを体験する「さかな博士育成塾」を開催しました。地域で獲れる魚や養殖されている魚のことを知り、地域の産業・資源に興味を持ち、そして次代にその大切さを繋げてもらうことを目的としています。
2024.11.01
一般社団法人島原半島観光連盟は、上記日程で、地域で獲れる魚や養殖されている魚を知り、地域の産業・資源に興味を持ち、そして次代にそれらの大切さを繋げていってもらうことを目的に、「さかな博士育成塾」を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
海と日本PROJECT「さかな博士育成塾」
開催概要
地域で獲れる魚や養殖されている魚を知り、もっと魚を好きになり、そして次代に資源の大切さを繋げていってもらうことを目的に、「さかな博士育成塾」を実施。
日程
2024年9月19日(木) 口之津小学校5年生
2024年10月1日(火) 南有馬小学校6年生
2024年10月3日(木)、4日(金) 西有家小学校5年生
2024年10月10日(木) 有馬小学校5年生
2024年10月15日(火) 千々石第一小学校6年生
開催場所
株式会社FUKUNOTANE 養殖場・加工施設
参加人数
5日間 合計171名
トラフグの幼魚2万匹に餌やり体験
9月、10月の5日間の日程で、島原半島内計5校の小学生171名を招待し、「さかな博士育成塾」養殖場見学・さかな捌き体験イベントを実施しました。
養殖場見学では、子ども達はトラフグの幼魚約2万匹にその日1日に食べる餌をすべて与える作業を経験。
子ども達も養殖場のスタッフさながら、偏りのないようにまんべんなくトラフグに餌を与えていました。
また、子ども達自らアクションカメラを水槽の中に入れ、上から魚を見るだけでなく、カメラを上手に動かし、トラフグやヒラメを普段見ることができない角度から観察しました。
「嫌いな魚を食べれるようになった!!」
魚捌きのプロによる指導のもと、カマスやキビナゴなど地元で獲れた魚を子ども達で捌きました。ほとんどの子ども達が初めて魚を捌きましたが、捌いた魚をお刺身や天ぷら、おにぎりにして食べると聞き、みな真剣にチャレンジする姿が印象的でした。
捌いた魚とは別に、揚げたてのトラフグの天ぷらも試食。
初めて食べた子どもは「今まで食べた食べ物で一番おいしい!」と感嘆の声をあげていました。
また、このさかな博士育成塾をきっかけに「嫌いな魚を食べれるようになった!」という子どももいたと先生からも聞き、「魚のおいしさを体で感じてほしい」と願う我々にとっても、これ以上ないものとなりました。
参加した子ども・先生からの声
生徒の声
・膨らんだ姿のトラフグがかわいい。泳ぐトラフグのお腹を初めてみた。
・命に感謝しながら、大事に魚を食べたい。
・家で私が魚を捌いて、家族に振る舞いたい。
先生の声
・机上の勉強ではなく、実際に体験できる場を提供していただきありがたい。
・いつもの授業より子ども達がキラキラしている。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:171人