環境保全活動に向けた意見交換「川ごみ研究会」を開催しました!
多摩川とびはぜ倶楽部は、川ごみ研究会全国川ごみネットワーク事務局の伊藤浩子さんをお招きして、「川ごみ研究会」を開催しました。活動3年目となった「羽田ふるさと再生プロジェクト」をさらに推進していくことを目的とした勉強会です。
2024.11.22
多摩川とびはぜ倶楽部は、川ごみ研究会全国川ごみネットワーク事務局の伊藤浩子さんをお招きし、2024年10月6日に「羽田ふるさと再生プロジェクト」をさらに推進していくことを目的として、羽田地域力推進センター4階会議室で「川ごみ研究会」を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる”日本財団「海と日本プロジェクト」“の一環です。
開催概要
多摩川とびはぜ倶楽部会員を中心にした勉強会
日程
2024年10月6日(日) 10:00~12:00
開催場所
羽田地域力推進センター 4階会議室
倶楽部員と関連団体対象の「川ゴミ研究会」
「羽田ふるさと再生プロジェクト」3年目となり、同じような活動をしている他団体の意見を聞いたり意見交換をしたりする場として、実際に環境保全活動をするのではなく、はじめて勉強会形式で倶楽部員中心として「川ごみ研究会」を開催しました。
昨年から団体会員となり、メールでいろいろな情報をいただいている「全国川ごみネットワーク」事務局の伊藤浩子さんをお迎えして「みんなで考えよう!川ごみ削減」についてお話をいただき、その後当倶楽部での日頃の活動からくる疑問や活動についての考え方について話し合いました。
荒川の水辺のごみは4分の3が飲食の容器や包装で特にペットボトルが多いこと。特にそれらはプラスチックごみであり海に流れマイクロプラスチックとして問題になっていること。
全国の川で採取されるマイクロプラスチックでは人工芝が大きな割合を占めること。そしてその人工芝を設置するのにスポーツ振興くじ助成金が使われていること。ほかには、農薬の被覆肥料カプセルの流出という問題もあること。
これらは大きな問題で、一人一人の心がけも大事だがそれだけでは解決できない、環境を維持するために間に合わせることができないという視点で、荒川では市民団体から仕組みを作って行政の支援体制が整備されたというお話を聞くことができました。
多摩川とびはぜ倶楽部でも国土交通省京浜河川事務所や大田区と連携をさらに強化していくことが大事だと改めて感じた一日となりました。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています