アート巡回展【手賀沼ごみ×アート展〜ごみと私たちのくらしと地球〜】を開催しました!
手賀沼まんだらは、我孫子市・柏市の計6会場で巡回展示「手賀沼ごみ×アート展〜ごみと私たちのくらしと地球〜」を開催。ごみアートプログラム『53art project』で子どもたちが制作した作品の展示を通じ、ごみのポイ捨てが生み出す社会課題を考える機会を提供しました。
2025.03.13
手賀沼まんだらは、「手賀沼ごみ×アート展〜ごみと私たちのくらしと地球〜」を開催いたしました。この巡回展示では、手賀沼やまちで拾ったごみを使ったごみアートプログラム『53art project』で制作された作品を通じて、ごみのポイ捨てが生み出す社会の課題について考える機会を提供し、多くの人にそのメッセージを届けることを目的としています。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
開催概要
手賀沼やその周辺地域で集められたごみを素材に制作された「53art project」のアート作品を通じて、社会に根付くポイ捨ての問題やその背景にある社会の課題について考える機会を提供します。アート作品に込められたメッセージを通じて、より多くの人々に環境問題やごみの不適切な処理が引き起こす影響を訴え、地域全体の意識向上と社会への問題提起を目指しています。
日程(開催場所)
2024年
11月11日~17日(柏の葉ららぽーと)
12月3日~15日(アビスタ)
2025年
1月6日~19日(ラコルタ柏)
1月21日~2月2日(手賀沼親水広場 水の館3Fミニギャラリー)
2月6日~11日(アビシルべ)
2月19日~3月2日(パレット柏)
参加人数
15,560人
協力団体
UDCK、我孫子市市民協働課、ラコルタ柏、我孫子市手賀沼課、アビシルべ、パレット柏、市民活動サポートセンター、NPO法人balloon
こどもたちの想いがつなぐ気づき
「手賀沼ごみ×アート展〜ごみと私たちのくらしと地球〜」では、手賀沼流域の多くの方々にご参加いただき、我孫子市・柏市の計6会場で巡回展示を行いました。
巡回展時を通じて、こどもたちが作り上げた作品を多くの方に見ていただくことができました。展示を通じて、来場者の皆さんには、私たちの日々の生活と自然のつながり、そして社会の仕組みについて考えるきっかけを提供できたのではないかと思います。また、それぞれが自分なりのアクションを起こすためのヒントを得る機会になったのではないでしょうか。
さらに、作品を作成したこどもたち自身も、自分の作品がどのように展示されているのか、また他のこどもたちの作品とともにどのようなメッセージを発信しているのかを実際に見る機会となりました。この経験が、こどもたちにとって新たな気づきや学びにつながったことを願っています。
巡回展にご来場いただいた皆さま、そして作品を制作してくれたこどもたちに心より感謝申し上げます。
あなたの考える「ごみ」とは?
巡回展示では来場者の方にコメントをいただくため、ノートを設置しました。 そこには観ていただいた方の感想が書かれていました。 展示からいろいろな想いを受け取って下さったことを大変嬉しく思います。
ノートには、多くの貴重なご意見が寄せられました。
・ごみの量の多さに心が痛みます。
・ありがとう!「十分に足りている」口に出して言おう。
・展示を見て、考えさせられました。気づいた所から改善していきます。ありがとうございました。未来の子供たちのために!
・今日ここで学べたこと良かったです。通り過ぎなかったことで私の問題となりました。
・こんなに素敵な展示をもっと沢山の人が見て、もっともっと沢山の感想を書いてほしい。反省と未来の大人達の素晴らしさにエールを!励ましをいただきました。息子にも見せますね。有難うございます!
・足りている気持ちを忘れないようにしたいです。
・とても良い企画ですね。これからも続けて下さい。
・アートで発信する環境問題、とても素晴らしい企画をありがとうございました。
・楽しい展示をありがとうございます。さすがに故意でないとこれは捨てないだろ!というごみがあるのは…心が痛いですね。けど、知らぬうちに捨ててしまっている小さなごみもありますし…。立ち止まって考えるきっかけになりました。
・物を買う前に本当に必要かを考えています。また、それを使用する事でごみが増えないかも。
・本当に1人1人が少し何かを手放す前に考えてくれればすっかり変われるのに、なんでできないかなぁ…参加してくれた皆の行動は?1年後、5年後も考え続けて欲しいし、発信してほしいです。
・缶、ビンも道端に捨てればごみ。資源と出せば宝物です。
・もったいないごみも一杯ありますね。分別すれば資源になります。都市鉱山という言葉もあります。
来場者の方々が展示を通じて環境問題について考え、意識を深めてくださったことが、このイベントの大きな成果だと感じています。今後もこのような取り組みを続け、多くの方々と一緒に環境について考えていければと思います。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:15,560人