【海なし県から美しい海をまもるアクション】水辺の植物の力で水をきれいにするフロートづくり 親子向けワークショップを開催しました!
公益財団法人戸田市水と緑の公社は、「彩湖クリーンアップ 地域に生育する植物を使ったフロートづくり」を開催。川の除草作業で出たマコモをパレットに植え付け、水質浄化を目的としたフロートを制作して彩湖に浮かべました。
2024.10.09
公益財団法人戸田市水と緑の公社は、2024年9月21日に「彩湖を知ろう!体験しよう!楽しもう!in戸田」の第1弾「彩湖クリーンアップ 地域に生育する植物を使ったフロートづくり」を開催いたしました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
地域に生育する植物を使ったフロートづくりワークショップ
日程
2024年9月21日(土)
開催場所
彩湖・道満グリーンパーク内 水辺のステージ付近
参加人数
15名
協力団体
埼玉県生態系保護協会
近くの川の除草作業で出たマコモでフロートを制作
参加者は、彩湖・道満グリーンパークの近くを流れるさくら川の除草作業で出たマコモをパレットに植え付けました。ヤシガラを敷き詰めたパレットに植え付け、結束バンドで固定する作業では、地下茎が長く、根を入れ込むのが難しいものもありましたが、親子で協力しながら作り上げていました。4つのパレットを結束バンドで合体し、フレームにはめて完成です。
T、O、D、Aの4グループに分かれて作業し、4つのフロートが完成しました。
完成したフロートを水に浮かべ、付近のごみを拾いました
完成したフロートには、T、O、D、Aの文字バルーンを付け、彩湖に浮かべました。
参加者は自分たちが作ったフロートがちゃんと浮かぶのか、心配そうに見守っていました。無事に浮かんだのを確認すると拍手が沸き起こりました。
記念撮影の後は近くのごみ拾いをして終了しました。
今回作成したフロートは水質浄化の実証実験のため、公園内の金魚つり場と観賞池の2か所に設置し、経過を観察していきます。
参加した子ども・保護者からの声
・以前ネットで植物を使った水質浄化の記事を読んで興味があり参加した。水がきれいになったら良い。
・彩湖の水辺に発泡スチロールと空きペットボトルのごみがあって気になったので拾った。海に流れ着くごみが減ったらうれしい。
・(植え付け作業の時に紛れ込んでいた)大きなウシガエルを見つけて驚いた。はじめて触った。
・海と日本プロジェクトに参加したことがあり探していた。埼玉から海は遠いけど、近くでこのイベントを見つけて応募した。
・孫と一緒に参加させてもらった。ごみ拾いなんて嫌いだろうと思っていたが、水辺のごみを進んで拾っていた。子どもにとって、きれいな海を守るために行動するという動機付けは響いたのではないか。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:15人