ダンロップスリクソン福島オープンと連携して 地域の清掃活動と啓発活動を行いました。 2021年6月16日(水)~27日(日)
2021.08.27
ふくしま海ごみ削減プロジェクトは、東北唯一の男子プロトーナメント「ダンロップスリクソン福島オープン」と連携して、大会前に小中学生と地域の清掃活動を行うとともに、大会期間中は、抽選で、出場選手のサイン入りグッズが当たるチャリティ抽選会を実施するなど、地域の子供たちや、来場者へ海洋ごみ問題に関心を持ってもらう取り組みを行いました。このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
開催概要
ダンロップスリクソン福島オープン
日程
2021年6月24日(木)~6月27日(日)
開催場所
グランディ那須白河GC(福島県西郷村)
参加人数
事前清掃活動200名、大会期間中チャリティブース560人
協力団体
西郷村熊倉小学校、西郷第一中学校、福島県プロゴルフ会、グランディ那須白河GC、住友ゴム工業、藤倉コンポジット
「きれいな街で選手をお迎えしよう!」清掃活動
参加したのは、開催コースのグランディ那須白河ゴルフクラブのスタッフや福島県プロゴルフ会のメンバー、さらに、西郷村役場や教育委員会の職員、地元・熊倉小学校の子供たちで、ゴルフ場周辺だけでなく、街中でも清掃活動を行いました。参加した児童は「(こうしたイベントがなくても)地域をきれいにして海ごみを減らすためにごみ拾いをしていきたいです。」と、自分事化宣言をしていました。
また、一斉清掃活動の後には海のスペシャリストを招いた特別講義も行われました。講師となったのは、いわき市にある環境水族館「アクアマリンふくしま」の統括学芸員を務める岩田雅光さん。
地元の西郷第一中学校3年生など集まった約100人に向けて、陸から海に流れ出たプラスチックごみに苦しむ生き物たちの実態などを講義しました。参加した子供たちは、一人一人の行動が環境保全につながっていくことを実感している様子でした。
トーナメント会場では多くのチャリティが集まりました!
また、一斉清掃活動の後には海のスペシャリストを招いた特別講義も行われました。講師となったのは、いわき市にある環境水族館「アクアマリンふくしま」の統括学芸員を務める岩田雅光さん。
地元の西郷第一中学校3年生など集まった約100人に向けて、陸から海に流れ出たプラスチックごみに苦しむ生き物たちの実態などを講義しました。参加した子供たちは、一人一人の行動が環境保全につながっていくことを実感している様子でした。
出場選手のサイン入りグッズが当たるチャリティ抽選会
この一連の取り組みは、全国で海洋ごみの問題を自分事化し“これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくために日本財団の「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」というプロジェクトの一環で実施されたものです。これまでにも産官学民が一体となり、日本から世界に発信できる海洋ごみ対策の様々なモデルが生み出されています。
スポーツと連携した取り組みもそのひとつ。
ゴルフは広大な自然の中で行うスポーツ。日本ゴルフツアー機構も海洋ごみだけでなく、様々な環境問題と向き合っています。2021年は「Discover Your Green」というプロジェクトを開始し、ゴルフを通じて様々な社会課題解決に貢献しようという取り組みです。
ゴルフ場周辺のごみ削減が、海洋ごみの削減にもつながる。スポーツを通して様々な社会問題と向き合う取り組みが広がりつつあります。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:760人