中部電力 MIRAI TOWER(旧・名古屋テレビ塔)でジョギング×ごみ拾い「Nagoya Plogging Weekend」を開催!
海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会は、ジョギングとごみ拾いを一緒に楽しめる新感覚エコ活動として注目されているプロギングイベントを春の海ごみゼロウィークに開催しました。
2021.06.14
海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会は、ジョギングとごみ拾いを一緒に楽しめる新感覚エコ活動として注目されているプロギングイベントを春の海ごみゼロウィークに開催しました。
※プロギング(Plogging)とは、英語のジョギング(jogging)とスウェーデン語の「plocka upp」(拾うという意味)を合わせた造語です。体力づくりと環境活動を組み合わせたフィットネスとして世界で大流行しています。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催したものです。
路上飲みをして放置されたごみの山を発見・・・
10時スタートのイベントだったので8時30分に名古屋の中心地栄の再開発されてピカピカになった中部電力MIRAI TOWERへ行ってみると、路上飲みで放置されたごみの山が散見されました。
WEBから申し込んでくれた26名が参加!!小雨がポツポツ・・・イベント中止!?
朝から曇っていたのですが、イベント開始前に小雨が降り始めだんだんと大粒の雨に。プロギングリーダーを務めて下さっている方に「できますか?」と聞いたところ渋い顔付き。理由を聞くと、雨の中でプロギングをしても参加者が楽しみながらできないので、「今まではやったことがない」と。(「雨に濡れたし、ごみがベチャベチャで気持ち悪かったし、、」という記憶が残ってしまうとまたやってみようって思えなくなりますもんね。)
「まずい、どうしよう」と思いながら集合時間が近付いてくるにつれ、WEBから申し込んでくれた方々が集まって来てくれました。楽しくごみ拾いをするためにプロギングリーダーが付いてくれるのですが、2名のリーダーで見れる人数は20~30人とのこと。そのため、今回の募集人数は30名にしました。
プロギングについて説明のあった後、「海と日本プロジェクトとは?」「CHANGE FOR THE BLUEとは?」を説明させていただき、準備体操と自己紹介タイムです!
「プロギングをしながらニックネームで呼び合ったり、ごみを拾っている方に『ナイスです!』と声を掛け合いみんなで盛り上げながらやっていきましょう!」とプロギングジャパン代表 常田 英一朗さんから説明してもらい、だんだんと参加者の気持ちもほぐれてきました。
ごみのオアシス出現!
アイスブレイクが終わった頃には雨も上がり、いよいよプロギングのスタートです。走り出して早々、名古屋の中心地だからか、名古屋の中心地なのにか、ごみだらけ・・・持っていたごみ袋はすぐいっぱいになりました。
拾ってくれた方へ「ありがとう!新しいごみ袋あるよ!」、女性が重たそうなごみ袋を持っていると男性から「持ちますよ!」などなど声を掛け合いながら楽しくごみ拾いされていました!
プロギングリーダー2人が横断歩道、歩行者・自転車などへの注意を促し声を出しながら楽しく参加者を誘導してくれ、名古屋でも有名な飲み屋街、女子大小路にある池田公園へ到着。どうやらこちらは、楽しくごみを拾っている方々の中では“オアシス”と呼ばれているらしいです。何故ならとんでもないごみの量だから!
常田さんから「5分間で一気に拾いましょう♪」という号令のもと、参加者が公園に散らばっていき、みるみる内に公園が綺麗になりました!ごみが多過ぎるので、時間を区切らないといつまでも拾ってしまうため、時間をあえて区切るとより楽しく拾えるそうです。
ごみの計量・ピリカで投稿
ごみのオアシス池田公園をピカピカにして一同は出発地である中部電力MIRAI TOWERへジョグを進めます。大量の空き瓶など重たいごみもありましたが、みんなで協力して持ち帰って来てくれました。約50分、約2kmのプロギング終了です!
集合写真を撮って、いざ計量!約30kg、分別したら30袋のごみを拾うことができました。自分たちで拾ったごみを参加者の皆さんも実際に持って重さを実感していました。
最後に、「ピリカ(※)に「今日のみなさんのがんばりを投稿して仲間と気持ちを共有して下さい!」と伝え、参加者の皆さんにピリカの投稿方法などをレクチャーしました。
※世界108カ国で1億8,800万回以上のごみ拾い報告がされている、ごみ拾いの無料SNS
===OA情報===
当日の様子は、
テレビ愛知6/26(土)11:03~11:45「お宝ちゃん」
https://tv-aichi.co.jp/otakarachan/
で放送予定
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:26人