山口県の小学5・6年生22人が”瀬戸内のハワイ”周防大島町で二ホンアワサンゴの謎に迫る!「海と日本プロジェクト ぶち海体験隊Ⅱ 海の異変を調査せよ!」を開催しました!
海と日本プロジェクトinやまぐち実行委員会は、県内の小学5・6年生22人と「ぶち海体験隊」を結成し、ニホンアワサンゴの謎に迫り海の未来を考えるイベント「ぶち海体験隊Ⅱ 海の異変を調査せよ!ニホンアワサンゴと”瀬戸内のハワイ”」(ワークショップ①)を開催いたしました。
2021.07.07
海と日本プロジェクトinやまぐち実行委員会は、県内の小学5・6年生22人と「ぶち海体験隊」を結成し、ニホンアワサンゴの謎に迫り海の未来を考えるイベント「ぶち海体験隊Ⅱ 海の異変を調査せよ!ニホンアワサンゴと”瀬戸内のハワイ”」(ワークショップ①)を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。※ぶち海とは海の中でもとってもきれいで豊かな海のことを指す。「very」を表す山口弁「ぶち」を元にした造語。ぶち海体験隊は、昨年度の下関市角島地区での体験学習に続き2度目の開催です。
日 時
2021年7月4日(日)10時~16時
開催場所
周防大島町・大島文化センター、なぎさ水族館
参加人数
山口県内の小学5・6年生 22人
後 援
山口県教育委員会
なぎさ水族館でニホンアワサンゴの生態を目で見て体験
体験隊は4班に分かれ、まずは日本一小さい水族館と言われる「なぎさ水族館」へ。ここで常設展示されているニホンアワサンゴを観察。国内で初めてニホンアワサンゴの人工養殖に成功した同館学芸員・内田博陽氏からその生態を学びました。
ニホンアワサンゴの群生地について学ぶ
次に、自然公園指導員で、ニホンアワサンゴの利活用にも積極的に取り組まれている藤本正明氏から、なぜ周防大島にニホンアワサンゴの広大な群生地が出来たのか、なぜ昨年大量死が起きたのか、そして大量死から1年たった今、どこまで復活し、海がどのように変化しているのかの講義を受けました。そして、海に群生地としての環境が出来るためには、そこに接する陸域の環境も密接な関係があることを学びました。
ニホンアワサンゴのスイーツ作りに挑戦!
ニホンアワサンゴについて沢山のことを学んだり体験した体験隊。更に多くの人に知ってもらうため 、体験隊オリジナルのスイーツを開発することに。地元の老舗・幸進堂さんが体験隊と一緒に商品化に協力。道の駅などでの販売やふるさと納税の返礼品に採用してもらい、このスイーツを食べた人が周防大島の海やニホンアワサンゴに思いを馳せ、 美しい豊かな海を大切に未来につないでいこうと思ってもらえるように…ニホンアワサンゴのどんなところを表現するか?どんなお菓子にするか?名前は?キャッチコピーは?その商品をみんなに買ってもらうためにどうしたらいいのかなどなど、ワークショップを行いました。
次回(8/3)は、実際に海に入ってニホンアワサンゴの観察、手作り新聞の作成、そして「うみぽす」の製作を行う予定です。更に8月下旬にはオンラインによる学びの共有を行い、体験隊で得た体験の成果を手に県知事に報告訪問、ニホンアワサンゴをイメージしたスイーツの商品化、読売新聞タブロイド判特別号を発行し、県内の小学5・6年生全員に配布する予定です。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:22人