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山口の児童が地元の海を未来に残すために奮起!「薩長」が海洋ごみ問題解決に向けて手を組む第二弾!「薩長海ごみゼロ同盟 『拾い箱』設置の陣」を開催しました!

「海ごみゼロ維新プロジェクト実行委員会」と「CHANGE FOR THE BLUE鹿児島実行委員会」は、近年の大きな問題となっている海洋ごみ問題に両県が手を組んで取り組むべく、10月27日(水)、28日(木)に防府市富海海水浴場に「拾い箱」を設置する「薩長海ごみゼロ同盟 『拾い箱』設置の陣」を開催いたしました。

2022.03.02

「海ごみゼロ維新プロジェクト実行委員会」と「CHANGE FOR THE BLUE鹿児島実行委員会」は、近年の大きな問題となっている海洋ごみ問題に両県が手を組んで取り組むべく、2021年10月27日(水)、28日(木)に防府市富海海水浴場に「拾い箱」を設置する「薩長海ごみゼロ同盟 『拾い箱』設置の陣」を開催いたしました。「拾い箱」とは、自ら出したごみを捨てるごみ箱ではなく、海の漂着ごみを「拾って入れる」ための箱です。両県でムーブメントを広げることを目的として開催した「薩長海ごみゼロ同盟」イベントの第2弾には、鹿児島県・与論島から「拾い箱」活動の発起人、池田龍介さんを招いて出前授業を開催。防府市の富海小学校5,6年生25人が参加しました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催したものです。

「薩長海ごみゼロ同盟 ごみ拾いの陣」は、幕末の近代化に手を組んだ薩摩と長州の「薩長同盟」から取ったものです。国の安泰に向けて突き進んだ、薩摩と長州。
時代は進み、環境問題、そして海洋ごみによる生態系への影響が叫ばれる中、今一度、鹿児島県と山口県が手を組み、両県から日本の海を、そして世界の海を未来に残すべく、ムーブメントを起こそうと開催されました。

概要
鹿児島県と山口県が「薩長海ごみゼロ同盟」と銘打って手を組み、海洋ごみ問題の解決に向けてごみ拾いなど様々な活動を通してムーブメントを広げる
日程
2021年10月27日(水)13:20~15:00、28日(木)09:00~10:30
開催場所
山口県防府市立富海小学校/富海海水浴場
参加人数
40人(富海小学校5,6年生 25人ほか)
協力
富海小学校・防府市・防府市教育委員会

鹿児島から拾い箱が到着!発起人・池田龍介氏に学ぶ!

1日目の会場となった防府市立富海小学校体育館には、鹿児島から与論島で拾い箱を通して、海を守る活動を行う池田龍介さん、CHANGE FOR THE BLUE鹿児島実行委員会推進リーダーとして活動するタレントの柴さとみさん、山口県密着YouTuber・メガネ山口。さんが集まりました。
会場には、CFBののぼり旗だけでなく、横断幕、そして今回特別に共通ビジュアルとして作成した、「薩長海ごみゼロ同盟」のぼり旗も設置しました。児童も普段とは一味違う海の授業にわくわくです。池田さんは、与論島にどこの国からどんなごみがどのくらい漂着しているのかなどを、クイズを交えて分かりやすく説明。また、日頃の活動を通して大切にしている「人任せにしない」を出前授業の中で児童らに伝えていました。児童らも熱心にメモを取りながら、普段知ることのできない離れた土地の海洋ごみ事情に、耳を傾けていました。

地元のきれいな海を守りたい!世界に一つだけの「拾い箱」完成!

出前授業を通して理解が深まった児童らは、地元・富海海水浴場に世界に一つだけの「拾い箱」を作るため、ペインティングを始めました。用意された2台の拾い箱に「山口の魚」「鹿児島の魚」をそれぞれ描いていきます。
山口県の特産、フグや子どもたちの地元・防府市の特産、ハモなど思い思いの魚を描いていきます。一方、鹿児島の拾い箱には、”小さかなクン”コンクールでグランプリを獲得した鹿児島市の小学6年生中村 大胡さんが描いた「鹿児島の魚」たちが続々と描かれていきます。
CFB鹿児島チームだけでなく、子どもたちも率先して鹿児島の拾い箱の完成にも協力し、2台の拾い箱には様々な海の生き物が姿を現しました。また、ペインティングを中も子どもたちは、池田さんの活動に興味津々の様子で、質問をしながら、絵を描く時間を楽しんでいました。

いよいよ拾い箱を設置!参加した児童の感想は??

2日目は、朝から授業開始。会場は、拾い箱を設置する富海海水浴場です。まずは、前日みんなで協力してペインティングした「拾い箱」のお披露目です。司会の掛け声とともに布が取られ、手作りの「拾い箱」が姿を現すと子どもたちからは歓声が上がりました。
この拾い箱を実際にはどう活用していけばいいのか。前日に続き、池田さんの授業にも熱が入ります。池田さんは、「設置してからがスタートなので、一緒にきれいな海を守りましょう」と呼びかけました。拾い箱の役割を学んだ子どもたちは、実際に海水浴場のごみ拾いを通して、拾い箱の使い方を実感しました。最後は笑顔で記念撮影。児童にとって、地元の海を未来に残すにはどう行動すればいいのか、考えるきっかけとなった2日間だったようです。

 
 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

 

参加人数:40人