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アートを通して海の事を考えよう! サンエーパルコシティで【海からの手紙】を開催しました。  2021年7月22日(木)~25日(日)サンエー浦添西海岸パルコシティ

海と日本プロジェクトin沖縄県は、県内で海のために活動するアーティスト・環境団体・企業と連携して、アートを通して海のことを考えるイベント「海からの手紙~アートで伝える展示会~」を2021年7月22日(木)から25日(日)の10時~18時、サンエー浦添西海岸パルコシティにて開催しました。

2021.08.03

海と日本プロジェクトin沖縄県は、県内で海のために活動するアーティスト・環境団体・企業と連携して、アートを通して海のことを考えるイベント「海からの手紙~アートで伝える展示会~」を2021年7月22日(木)から25日(日)の10時~18時、サンエー浦添西海岸パルコシティにて開催しました。沖縄県内で活動する14のアーティスト・団体・企業が参加するイベント「海からの手紙」は、アート作品を通して海の豊かさや海の置かれた現状を伝え、ビーチクリーンなど海を守るために活動する団体・企業の取り組みを紹介する催しです。イベント初日の7月22日は海の日。海の豊かさを未来につなぐため、アーティストがそれぞれの視点から、「海からの手紙」を届けました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐため、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
県内で活動する14のアーティスト・団体が、それぞれの視点で「海からの手紙」を届ける。
シーグラスアートやライブペイント、海を守るための活動報告などのワークショップや展示。

開催期間
2021年7月22日(水)~2021年7月25日(日)

開催場所
サンエー浦添西海岸パルコシティ

協  力
サンエー浦添西海岸パルコシティ

個性溢れるアート・学べる展示・楽しめるワークショップ

「海からの手紙」の会場は、サンエー浦添西海岸パルコシティの中心地とも言える大型LEDビジョン前。沖縄ではここにしかない店舗も多くあり、ファッションの最先端を行く場所です。パルコシティの前に広がる海岸一帯には豊かな生き物が多く観察されています。大型LEDビジョンには、出展者である、しかたに自然案内がその海で撮影した珍しい生き物の姿が映し出され、映像や色鮮やかなアートに引き寄せられるように、多くの見物客が訪れました。
海岸に流れ着くガラス片、シーグラスをアートにする島田春奈さんは、出展者の中で最も多い12作品を展示しています。その中でも一際目立っていたのが、大きく開けた口の中に、たくさんのごみが入ったクジラの作品です。胴体がごみ袋、尾びれがシーグラスアートで構成されています。ごみはすべて、会場のある浦添市の砂浜で拾ったもの。尾びれの輝きとは裏腹に、沖縄でもごみを食べて苦しんでいる生物がいるかもしれないと警鐘を鳴らしました。
その他、海との対話を表現した久場麗美さんのコンセプチュアルアートや、BANKIYOさんの重たい浮きが足枷となる海亀など、各々が多様な表現で来場者を引きつけました。
アート作品以外にも、海と日本プロジェクトin沖縄県、一般社団法人うらそえ里浜・未来ネットワークなどが、それぞれの活動内容と海を守るための行動について展示した他、シーグラスアートなどのワークショップが開かれ、子どもから大人まで、多くの人が楽しみました。

圧巻のライブペイント!

ライブペイントで会場を盛り上げたのは、フィンガーペインターのYukakoさん。「島人の宝」などの唄・三線に合わせて、海亀やカクレクマノミが色鮮やかに描かれていきます。1枚描くのにかけた時間はわずか30分程度。キャンバスを見つめて集中し、一度手が触れると、その手がキャンバスの中を舞い続け完成までノンストップで描かれます。完成すると、何が出来上がるのか期待とともに見守っていた観客から拍手が沸き起こりました。Yukakoさんは普段から沖縄の自然をテーマに活動していますが、今回作品の中に取り入れたのは、タバコのフィルター。これはすべてシーグラスアートの島田さんが砂浜で拾ったものです。出来上がった作品をよく見てみると、アウトラインや花、身体の模様などはすべて色付けされたタバコのフィルターで表現されています。アートを通して海に思いを馳せて欲しいという、「海からの手紙」のテーマにぴったりと寄り添った作品が出来上がっていました。


 
 


イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。