海と日本公式サイトの最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget official-newest" src=" https://uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://uminohi.jp">海と日本PROJECT【日本財団】</a></iframe><script src=" https://uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

Team ANA沖縄と連携した取り組みの集大成。 中城村でビーチクリーンを開催しました! 2021年11月6日 10時 【場所】沖縄県中城村津覇

美らビーチクリーンプロジェクトは、沖縄就航60周年を迎えたANA関連企業で作るTeam ANA沖縄とともに、沖縄県中城村でビーチクリーンを実施しました。

2021.11.18

美らビーチクリーンプロジェクト実行委員会

美らビーチクリーンプロジェクトは、沖縄就航60周年を迎えたANA関連企業で作るTeam ANA沖縄とともに、沖縄県中城村でビーチクリーンを実施しました。一時は開催が危ぶまれるほど激しい雨が降りましたが、Team ANA沖縄の皆さんの、地域貢献と観光業復活に向けた強い気持ちが上回る、雨に負けない精力的なビーチクリーンとなりました。

この取り組みは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

開催概要
美らビーチクリーンプロジェクトと、全日本空輸沖縄支店やANAあきんど沖縄支店など、沖縄のANA関連企業で作るTeam ANAで取り組むビーチクリーン。
ビーチクリーン実施以前には、海洋ごみに関する講義や毎日の清掃キャンペーンなど、地域貢献と観光業復活に向けて精力的に取り組んだ。
日程
2021年11月6日 10:00集合、10:30開始
開催場所
沖縄県中城村津覇 津覇ビーチ
参加人数
45名
協力団体
沖縄のANA関連企業各社、中城村津覇自治会(津覇構造改善センター)

まさかの雨。それでも。

高い青空と暖かな日差し、涼しく吹く風が、心地良い秋の季節が続いていた沖縄。
ビーチクリーン当日まで、なんとか持ってくれ!という願いは見事に裏切られてしまいました。
今にも振り出しそうな空は、開始直前の午前9時頃に本降りとなり、集合場所を急遽変更。
参加者が、開催にご協力頂いた津覇自治会のある構造改善センターに集まる頃には、実施が危ぶまれるほど大粒の雨が振っていました。
事務局としてもこれは難しいかもしれないと思った時、Team ANA沖縄の担当者がこう言いました

「無理はさせられないけど、有志でやりましょう!私はあの網何とかしたい!」

事前視察の際に見つけた、打ち上げられた無数の漁具やごみのことです。
元々津覇ビーチ近隣は農地や住宅地がほとんどで、道幅も狭く、大勢で活動するには不向きな立地。
それでもここを開催場所にしたのは、実際に多くの漂着ごみを目の当たりにした責任感からでした。
沖縄の東海岸、中城湾に面するビーチ周辺は漂着ごみが滞留しやすいとされており、大きな漁網からバケツ、砕けたプラスティック片などが大量に流れ着いていました。
「CHANGE FOR THE BLUE!」の掛け声でスタートしたのち、集まった45人全員が清掃に飛び出しました。
雨の中でも各々が珍しいごみを見つけるたびに楽しそうに拾い集めている姿が印象的でした。
視察の時に見た大きな漁網は、様々な漁具を巻き込んでいましたが、残念ながらそのままでは回収することは出来ず、持ち越しとなりました。
それでも周りに散乱していた漁具やプラスティック片を掘り起こして回収。多くのごみを集めることが出来ました。

そもそもの発端は、

そもそも企画の発端は、活動の輪を拡げる連携企業を探していた美らビーチクリーンプロジェクトと、今年で沖縄就航60周年を迎えるANAの地域に貢献したいという熱い想いが出会ったことでした。
打合せを重ねて、3つの企画を実践することにしました。1つは上記のビーチクリーン。
ただビーチクリーンをするのではなく、海洋ごみ発生の仕組みを学ぼうという講義が2つ目。
3つ目が、コロナ禍で苦しむ観光業復活に向けたPRとして、60日間清掃活動を繋ぐ「ANA美らビチャレンジ60」キャンペーンです。
海洋ごみの講義は10月、しかたに自然案内の鹿谷麻夕さんを講師に迎えて、オンラインで実施されました。
鹿谷さんは、沖縄周辺の海洋ごみの特徴について、特に離島に多くの漂着ごみが発生していることや、そのほとんどがプラスティックごみであることを紹介。
また、本島でも、観光地として有名な美ら海水族館周辺でも、人の少ない浜になると無数の漂着ごみが散乱していることなどを写真やスライドを使って説明しました。
また、海洋ごみの話につきまとう、個人のマナーの問題への回帰については、「もちろんそれもあるが、そもそも使用するプラスティックの量が膨大。
大量生産と使い捨ての構造の問題ではないか。」と指摘しました。
参加者からは、「沖縄の海洋ごみが黒潮の影響を受け、風邪の影響を受け、特に冬の北風によって運ばれるという根本的な理由がわかった。」
「知らない現状が多く、なぜと日頃思っていたことがクリアになった。最後に「あきらめない」という言葉が
とても印象的で私もこつこつ頑張ろうと思えました!」など多くの感想が寄せられました。
「ANA美らビチャレンジ60」キャンペーンは、Team ANA沖縄のメンバーで、60日間毎日清掃活動を繋いでいくものです。
日々の活動の様子は、美らビーチクリーンプロジェクトと海と日本プロジェクトin沖縄県のTwitter、アバサンシン@海と日本プロジェクトin沖縄県(@abasansin)で発信しています。是非ご覧ください。


イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

 

参加人数:45人