【海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト】東京海洋大学にて第5回授業を開催しました
海洋研究 3Dスーパーサイエンスプロジェクト実行委員会は、2021年11月28日(日)、海洋や3Dに興味がある学生を対象にした「海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト2021」の第5回授業を東京海洋大学、マリンサイエンスミュージアムにて開催いたしました。
2021.12.13
海洋研究 3Dスーパーサイエンスプロジェクト実行委員会は、2021年11月28日(日)、海洋や3Dに興味がある学生を対象にした「海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト2021」の第5回授業を東京海洋大学、マリンサイエンスミュージアムにて開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
最新の3D技術を活用した海洋生物の研究を通じて、物事を深く追求できる人材を育成する。
日程
2021年 11月28日(日)10時30分〜15時25分
開催場所
東京海洋大学 マリンサイエンスミュージアム
参加人数
中学生研究員8名
「3Dスーパーサイエンスプロジェクト」のねらい
最新の3D技術を活用した海洋生物の研究を通じて、将来、様々な分野で活躍できる人材を輩出することを目指し、物事を深く追求できる人材を育成します。
海洋生物研究の分野では、その生物を取り巻く環境や分類学、生物学、生態学、解剖学などの様々な観点から、一つの物事を徹底的に研究できる人材が求められています。
近年、様々な研究分野でも最新の3D技術が活用されており、これらの技術を学習に活用することで図鑑などから分かる表面的な情報だけではなく、より深いレベルの研究が可能になります。
日本の第一線で活躍している3Dの専門家である吉本大輝を中心とし、9名の中学生研究生を選抜し、全15回の授業で一人一つの海洋生物について徹底的に研究し3Dデータを活用し成果の発表を行います。
第5回授業では鯨類学基礎を学びました
第5回授業では第1回授業で授業をしていただいた東京海洋大学海洋環境科学部門 助教 中村玄さんを講師にお招きして鯨類学基礎についての授業が行われました。
鯨の生態から調査捕鯨を実際に体験した際に得た知見についてなど、中村先生の実体験を交えながら鯨についての基礎知識から発展的な学びまで他では聞く事が出来ない様な話が満載の授業になりました。
中学生研究員は中村先生が話す内容を真剣に聞きながらノートを取り、気になる事があれば質問をするなど、非常に積極的に授業に参加していました。
マリンサイエンスミュージアムの見学
授業の後半では東京海洋大学内にあるマリンサイエンスミュージアム内を中村先生に案内して頂きました。
中学生研究員達は普段図鑑を見てみたりインターネットで調べてみるだけでは味わう事が出来ない体験に興味津々で展示物と自分との大きさを比べたり、体表の表面の質感に触れてみたりして海洋生物に対する興味や関心をより一層深めていました。
来年の2月に控える卒業式まで、残す授業も6回となりました。
今後とも中学生研究員達と共に3D制作を通して海洋生物の素晴らしさを学ぶ事に取り組んでまいります。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:8人