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8組16名の親子が「アジ」と、「フクラギ」をさばいて料理! 【日本さばける塾 in 富山】を開催

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 in 富山』を2021年10月3日(日)に開催し、8組16名の親子が参加しました。

2021.11.08

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 in 富山』を2021年10月3日(日)に開催し、8組16名の親子が参加しました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

日程
2021年10月3日(日)10:00~13:30
開催場所
日本海ガスショールームPrego(富山県富山市黒崎405−6
参加人数
8組16名(小学生と保護者)
講師
中村 光男(富山魚商業協同組合)
主催
海と⽇本プロジェクト in富山実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト

アジの「つみれ汁」やフクラギの「アクアパッツァ」を調理しました

日本さばける塾 in 富山では、「魚さばきの基本」とされる「アジ」と、地域の特色ある魚として氷見で獲れた新鮮な「フクラギ」を使い調理しました。初めて魚をさばく子どもも多く、講師の富山魚商業協同組合・中村光男先生に手ほどきを受けながら、魚の独特なぬめりや包丁の扱いに苦戦しながらも、捌いていました。捌いたアジは、富山の味噌を使って「つみれ汁」に、さらにフクラギは「お刺身」と野菜がたっぷりはいった「アクアパッツァ」にしていただきました。

富山湾の特徴や魚についての学習

「海についての学び」の時間では、おさかな博士のコスチュームに身を包んだ富山魚商業協同組合・中村光男先生に、富山湾のさかなについてのクイズやさかなの生態、魚種が豊富で「天然のいけす」と称される富山湾の特徴的な地形や富山発祥の持続可能な漁法「越中式定置網漁」の仕組みなどについて講義いただきました。講座の後は「富山にはいろいろな種類の魚がいることを知り驚いた」や「海にごみを捨てないなど、環境によいことをしたら海を守れると思いました。」などの声も聞かれました。参加者は、これまで以上に、より身近に海を感じることができたようです。
講師の富山魚商業協同組合・中村光男専務理事
「これだけ魚が多い県なのにさばけなかったら、やっぱり寂しい。やってみたら面白い、楽しいというのを経験することで料理の楽しみや魚のさばき方を覚えてもらいたい。」

参加児童や保護者の声(アンケートより)

小学6年生女子「フクラギの皮をはぐところが難しかったけれど、手伝ってもらいながら、最後までできてとても嬉しかった。」
小学2年生女子「包丁を使うことが最初は難しかったけれど、やっていくうちに楽しくなった。家でも作りたい。」
小学6年生女子保護者「子どもと一緒にさばいて食べることができたのは貴重な経験だった」
 


イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

 

参加人数:16人