10組29名の親子が「アジ」と、「イカ」をさばいて料理!【日本さばける塾 in 佐賀】を開催
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 in 佐賀』を2021年10月31日(日)に開催し、10組29名の親子が参加しました。
2021.11.12
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 in 佐賀』を2021年10月31日(日)に開催し、10組29名の親子が参加しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
日程
2021年10月31日(日)14時~17時
開催場所
西九州大学佐賀調理製菓専門学校(佐賀県佐賀市多布施2丁目7-44)
参加人数
10組29名(小学生と保護者)
講師
石井羊子・下田代満
主催
海と⽇本プロジェクトin佐賀実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
協力
西九州大学佐賀調理製菓専門学校
佐賀名産のイカとアジさばきにチャレンジ!
今回つくるメニューは、アジイカバーグとイカめし。イベントの目玉はやはり佐賀名産のイカ!甘くてコリコリの触感が特徴のイカです。ハンバーグと聞き子ども達は歓声をあげました。
まずは、アジの三枚おろしとイカさばきに挑戦。講師の石井先生よりデモンストレーションがありました。
アジのさばき方が複雑で子どもたちは不安げな表情。しかし、先生や親の協力もあり見事にさばききることができました。初めての経験に「アジに小骨がこんなにあるなんてびっくりした!抜くのが大変…」「イカの三角のところがエンペラというのを初めて知った!」など子どもたちから様々な感想が飛び交いました。
自分たちで作った「イカ飯」「アジイカバーグ」は格別の美味しさ。子ども達だけでなく、保護者からも「ぜひお家でも作りたい」との声が多く聞かれました。
佐賀の海についての学び~海の恵みを未来につなげていくために~
佐賀県環境サポーターの下田代満さんから「佐賀県の海の海洋環境」についての講義がありました。この日捌いたアジやイカが獲れる玄海灘と有明海の違いや、温暖化が海に与える影響、干潟に生息する生き物についてクイズを交えながら楽しく学びました。大切な佐賀の海を未来につなげていくために子ども達一人ひとりができることを考えていきました。
参加児童や保護者の声(アンケートより)
⼩学2年⽣⼥⼦
「お魚のいのちをもらっているからありがたいと思った。家でお料理はあまりやらないけど、今日やってみてお料理が好きになった。」
⼩学5年⽣男⼦
「魚を見るだけや食べるだけでは知らなかったことを知れて嬉しかったです。」
⼩学1年⽣⼥⼦保護者
「元々お魚好きな娘。自分で捌いて食べたことでより関心が高まっていました。」
⼩学3年⽣男⼦保護者
「家では自分がしたほうが早いと自分で済ます家事も、一緒に話しながらすることで色々なことが学べるんだと気付いた。」
小学3年生男子保護者
「体験を通じて普段から生の魚を捌いて作ることを取り入れたいと思った。地球温暖化は怖いなと思った。」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:29人