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6組12名の親子が「アジ」をさばいた!「ホンモロコ」「ビワマス」も料理!【日本さばける塾 in 滋賀県】を開催

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 in 滋賀県』を12月4日(土)に開催し、6組12名の親子が参加しました。

2021.12.15

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 in 滋賀県』を2021年12月4日(土)に開催し、6組12名の親子が参加しました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして、①基本のアジをさばく ②その⼟地ならではの、郷⼟料理や地域の食材(琵琶湖固有種・ホンモロコ/ビワマス)を使った料理をつくる ③海にまつわる講義を受ける、以上を実施。
日程
2021年12月4日(土)10:30~13:00
場所
能登川コミュニティセンター(滋賀県東近江市躰光寺町)
参加人数
6組12名(小学5年生~中学2年生と保護者)
講師
大阪ガス(株) ネットワークカンパニー 京滋導管部 地域コミュニティ室 北村 衣江さん
(株)大阪ガスクッキングスクール インストラクター 新 理恵子さん
滋賀県 農政水産部 水産課 久米 弘人さん
主催
⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会、海と⽇本プロジェクトin滋賀県実⾏委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
協力
大阪ガス・大阪ガスクッキングスクール・滋賀県 農政水産部 水産課

海や琵琶湖について学ぼう!

調理の前に、海や琵琶湖について学びました。最初にメッセージムービーが流され、主催者の日本さばけるプロジェクト服部幸應実行委員長から参加者へ、「魚をさばく」技術の習得とともに、私たちの生活と海のむすびつきや、海の大切さを考えるきっかけになればとメッセージが送られました。
続いて、海のめぐみであり、和食にかかせない「だし」について、大阪ガス(株)の北村衣江さんからお話をお聞きしました。実際に昆布だしとカツオだしを飲み比べて特長を学んだり、昆布やカツオ節が、どの県でたくさん作られているかなどを学びました。昆布もカツオも海の恵み!日本の食文化と海の深い関わりを感じることができました。
続いては、琵琶湖の漁業について、滋賀県水産課の久米弘人さんにお話をお聞きしました。琵琶湖には、約50種類の魚が暮らしていて、そのうち16種類が琵琶湖の固有種です。琵琶湖の漁獲量は、この60年ほどで約1/10まで減少しているそうです。そして、今回調理するホンモロコとビワマスの特長や漁法、増やして守るための取り組みについて学びました。

基本の「アジ」をさばこう!

初心者でもさばきやすい、基本のアジを1人1匹ずつさばきました。
まずは、大阪ガスクッキングスクール・インストラクターの新 理恵子さんに、デモンストレーションをしながらさばき方を教えて頂きました。続いて、参加者がインストラクターの方々にアドバイスをもらいながら、アジを3枚におろしていきました。さばいたアジは、薬味や味噌などと一緒に細かく刻み、丸めてフライパンで焼き「サンガ焼き」にしました。

琵琶湖の固有種「ホンモロコ」や「ビワマス」も調理!

滋賀県の郷土料理や地域の食材ということで、琵琶湖固有種のホンモロコを使って南蛮漬け、ビワマスを使ってアメノイオごはんも作りました。固有種がたくさん生息する琵琶湖を有する滋賀県では、湖魚を活用した独特の食文化が育まれてきました。しかし、近年、食卓に湖魚が並ぶ機会も減少しています。イベントでは、改めて、親子で琵琶湖の魚を調理することで、伝統的な食文化に触れ、琵琶湖を身近に感じてもらいました。そして、自分たちで調理した「アジのサンガ焼き」、「ホンモロコの南蛮漬け」、「アメノイオごはん」、おいしいだしで作った「味噌汁」を実食。海と琵琶湖の恵みがつまった贅沢なメニューに、参加者も大満足でした。

「さばけるマスター認定証」を授与!

実食の後、参加者に感想を聞きながら、海の学びを振り返りました。
そして、参加者全員に「さばけるマスター認定証」が授与されイベントが終了しました。

参加児童や保護者の声(アンケート・インタビューより)

⼩学5年⽣⼥⼦
「魚をさばいて楽しかったし、魚のことや琵琶湖の固有種について知れてとても良かったです。」
中学2年生女子
「海にいる生き物でタコやイカが一番多いことが驚きました。ごみ拾いに参加したことがあるけど、これからも参加しようと思いました。」
小学6年生男子
「魚をさばくのは想像よりも難しいものでしたが、楽しかったので魚をこの先もさばき続けてみたいです。海のありがたみを感じることができました。」
保護者
「だしの美味しさを改めて感じました。魚をさばくのもコツをつかめばできる!と思いました」
保護者
「身近でできる食育が、給食や家庭の食卓だと思うので、自分自身がお魚料理をもっと取り入れることが大切だと思いました。」
保護者
「何度か琵琶湖のごみ拾いに参加したことがあって、海洋汚染の問題なども聞いていたので、今回琵琶湖の魚をいただき、海・びわ湖を大切にしたいと思いました。そして、遊びに行った時などに、1つや2つでもごみ拾いをしてから帰ろうという気持ちになりました。」




イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:12人