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100年後も「釣り」が楽しめる海を。釣り人13名が、魚をさばいて海について考える。【日本さばける塾 for 釣り人】を開催

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 for 釣り人』を12月4日(土)に開催し、13人の釣り人が参加しました。

2021.12.15

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 for 釣り人』を2021年12月4日(土)に開催し、13人の釣り人が参加しました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして、①地域の特色のある魚をさばく②その⼟地ならではの、郷⼟料理や地域の食材を使った料理をつくる③海にまつわる講義を受ける、以上を実施。
日程
2021年12月4日(土)10:00~13:00
場所
函館朝市ひろば 2階料理教室(北海道函館市若松町 )
参加人数
13人
講師
炭火割烹 菊川 菊池 隆大氏
北海道で大人気の釣り好きコンビ 浜崎 雅樹氏、鈴木 遊介氏
主催
⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
協力
炭火割烹 菊川(株式会社 菊川)、株式会社ニューメディア

地元の釣り人タレントから海について学ぶ

函館市内ケーブルテレビで現在放送中の、過酷な釣りミッションや巨大魚などのロマンを求める釣り番組「釣りバカZ」に出演する地域の釣り好きコンビ「浜ちゃん&スーさん」こと浜崎雅樹氏・鈴木遊介氏。釣り人から愛される存在であるお二人が、実際に大好きな釣りができることで人生が豊かになった体験談や、近年「釣り」に感じている課題や危機を、質疑応答も交えながらディスカッション形式で語っていただく30分間からイベントがスタートしました。食べ切れる量しか釣らないという「おかず釣り」の心掛けなど、各々が考える“未来の子供たちに釣りが楽しめる環境を残す”ための釣りマナーなどを共有しました。さらに浜ちゃん&スーさんは、「マナーがなっていないと周囲の人を批判するのではなく、まずは自分たちが気持ちよく、かっこよく、海を守りながら釣りを楽しもう」という熱いメッセージを参加者に伝えました。

馴染みのあるシマゾイが、こんなにも美味しく!?

函館近海でもよく釣ることができ、年明けまでの時期、特に脂がのって美味しい「シマゾイ」を使用して、地域の食材である赤カブと香味野菜を添え、特製魚出汁胡麻ダレをかけた「よだれゾイ」と、アラと昆布で出汁をとったスープに赤カブやネギなどを加えた「魚出汁と焼き赤カブのスープ」の2種類の料理を作りました。普段釣っている魚でも調理次第でこんなにも美味しく、ボリュームたっぷりに味わうことができるんだと、参加者からは驚きの声があがる一方で、今まで食べられる部分も捨ててしまったり、雑に捌くことで身を無駄にしてしまっていたりと、今までの自分の調理方法を反省する方も見受けられました。近年、海洋環境の変化により、地域で釣れる魚も変わってしまっている現状があります。釣りという文化を未来へ残していくためにも、人の手によって海を傷つけることがないように責任をもって海から魚をいただくという心掛けが大切だと参加者に伝わった時間でした。

参加者の声(アンケートより)

30代男性
「普段自分たちが釣っている魚もこんなにも美味しく、無駄なく食べられるんだとわかった。」
40代男性
「いつも見ているテレビ番組のタレントさんの言葉は説得力があり、海を守るために釣り方を改めていかなければならないと強く感じました。」
30代女性
「将来、子供が大きくなったら一緒に釣りに出かけたいので、子供たちのためにも釣りすぎない、ごみを持ち帰るなど、海を守る行動をとっていこうと思いました。」


イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

 

参加人数:13人