「かごしま美味深海アートフェスティバル」を開催しました!
海と食の地域モデルinかごしま実行委員会は、鹿児島にある「深海」を伝え、そこに生息する生物をアート化することで、より身近に深海魚を感じてもらおうと、2021年11月27日~12月5日にかごしま美味深海アートフェスティバルを開催いたしました。
2022.01.25
海と食の地域モデルinかごしま実行委員会は、鹿児島にある「深海」を伝え、そこに生息する生物をアート化することで、より身近に深海魚を感じてもらおうと、2021年11月27日~12月5日にかごしま美味深海アートフェスティバルを開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
全国から集めた深海生物に関するアートの展示 親子向けワークショップの開催
日程
2021年11月27日(土)~12月5日(日)
開催場所
鹿児島市呉服町6-5
マルヤガーデンズ7階 gardens7
マルヤガーデンズ6階 ジュンク堂 店舗一部
マルヤガーデンズ5階 無印良品店内及びイベントスペース
参加人数
アート展来場者数 1053人
ワークショップ参加者数 35人(親子15組)
アート展
プロアマ問わず、全国から集めた深海生物に関するアート展を開催しました。32名から150点の出展があり、鹿児島の「深海」生息する生物をアート化することで、深海魚をより身近な生物として考えてもらうことができました。
開催期間内の取り組み
① ワークショップ
「さかなのおにいさん」こと川田一輝さん、イラストレーターの「NAMIKO」さんによる親子向けワークショップを12/4(土)13時30分~15時に開催しました。クイズ大会や深海魚のお絵描き、ペーパークラフトで地産地消や海の大切さを学びました。親子35人15組に参加していただきました。
② 書店での深海コーナーの設置
マルヤガーデンズ6階 ジュンク堂様入口(エスカレーター付近)に深海魚に関連する本を紹介するコーナーを設置しました。また、「さかなのおにいさん」によるサイン会も実施しました。
③ 地下食品売場での深海魚商品の設置
マルヤガーデンズ地下1階の出水田鮮魚店に特設コーナーを設け、深海魚商品 (干物の真空パック等)を販売しました。
④ 飲食店連携
開催期間中7階マルヤキッチンジャックにて深海魚料理を提供しました。
深海魚を身近に…
鹿児島県民にとって地理的には近くても、意識的には遠い深海がテーマでしたが、ワークショップに参加した子どもたちは時折うなずいたり、目を丸くしながら、話を聞いていました。同時に豊かな深海から水揚げされる深海魚が流通されずに破棄されている現状も理解しているようでした。
近い将来、深海魚が水産資源として認知され、流通・販売網が構築につながり、深海魚が日常的に食卓に並ぶ「おさかな」になる日が来ればという思いで各イベントを設定しました。
参加した子ども・保護者からの声
・たくさんの知らない魚もいて楽しかった
・海を大切にしようと思った
・将来的に魚が獲れなくなる可能性があることは初めて知った
・自分たちに出来ることからして行動にしていきたい
・子供に連れられて参加したが、鹿児島の海の恵みについても勉強になったし、学校ではなかなか教えて貰えない深い話も聞けたから、凄く勉強になった。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:1,088人