ひとつでも多くのごみ回収 ひとりでも多くの完走者をいわきサンシャインマラソン「完走サポートプロジェクト」
一般社団法人ふくしま海と緑のプロジェクトは、2025年2月23日(日)に開催されたいわきサンシャインマラソンにおいて「完走サポートプロジェクト」を実施。いわき市が誇る市民マラソン大会「いわきサンシャインマラソン」と「きれいな海」を未来に残していくために立ち上がったのが「完走サポートプロジェクト」です。
2025.02.28
一般社団法人ふくしま海と緑のプロジェクトは、2025年2月23日(日)に開催されたいわきサンシャインマラソンにおいて「完走サポートプロジェクト」を実施いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
いわきサンシャインマラソン2025公式プログラム「完走サポートプロジェクト」
日程
2025年2月23日(日)9:00~15:00
開催場所
福島県いわき市
参加人数
完走サポートランナー・運営スタッフ計35人
協賛
味の素株式会社
協力団体
いわきサンシャイン拾活クラブ、一般社団法人Spread From Fukushima、シャンオーレ郡山FC、他
ゲストランナー
上田怜さん
環境に配慮したクリーンな大会を目指して
いわきサンシャインマラソンは、福島県の沿岸であるいわき市が舞台となっています。小名浜港周辺では海風を感じながら走ることができ、いわきマリンタワーの高台からは海や市街地の美しいパノラマを楽しむことができ、まさに海を存分に感じながら走る大会です。
そのいわき市が誇る市民マラソン大会「いわきサンシャインマラソン」と「きれいな海」を未来に残していくために立ち上がったのが「完走サポートプロジェクト」です。
2つのミッションを遂行
30人の「完走サポートランナー」は2つのミッションを遂行しました。
ひとつめは文字通り参加者の「完走サポート」。この企画に賛同いただいた味の素株式会社の「アミノショット」を配布し、アミノ酸の力で選手の最後の頑張りを後押ししました。
そして2つめは「ごみの海洋流出阻止」です。エイドステーションでのフードの配布や沿道の皆さんからの”差し入れ”など、たくさんの支援も「いわきサンシャインマラソン」の魅力のひとつですが、紙コップやお菓子の包装が海に流出してしまうことは避けなくてはなりません。完走サポートランナーはごみのポイ捨て抑止の声がけ&ごみの回収をしながら走りました。
意見・感想
<完走サポートランナーからのコメント>
・いつもは自分だけの為に走っているけど、今日はランナーのため、環境のために走ることができてとても楽しかったです。沿道からの声援も「がんばって」だけではなく「ありがとう」と言ってもらうことが多く、ごみ拾いについても聞かれたので、定期的に実施している清掃活動について伝えました。ごみ拾いの輪が広がってくれたら良いと思います。
・はじめてレースでプロギングをやりましたが、とても楽しかったしクセになりそうです。また来年も参加したいです。
<ゲストランナー・上田怜さんのコメント>
・いつもは日本全国の大会を1人でプロギングすることが多く孤独な気持ちにもなりますが、今日はたくさんの仲間とのプロギングでとても楽しかったし、終わった後にこうして分かち合うことができて嬉しいです!また来年も、楽しみにしています。
地域資産を未来に
たくさんのごみを回収するだけでなく、前回大会の完走率から1%アップすることに成功した完走サポートプロジェクト(※注1)。
県内外から7,000人以上を集め、地域の盛り上げを期待できる市民マラソン大会、そして、豊かな海洋資源に恵まれたいわきの海を、子どもたちの未来に繋いでいくために——。
そのゴールに向けて、このプロジェクトは走り始めたばかりです。
※注1:2024年大会の完走率89.4%に対し、2025年大会の完走率は90.4%。人数は前回大会比844人増となった
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:35人