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大学生と考える海洋ごみをテーマ・素材にしたファッションショー 「海洋ごみが生まれ変わる!?スペシャルファッションショー」 を開催しました!

一般社団法人海と日本プロジェクトin千葉県は、2024年11月2日、3日の両日に和洋女子大学にて行われる里見祭にて、海洋ごみ問題について考えるファッションショーを和洋女子大学と共同開催。当日は多くの人が来場し、観客は海洋ごみをテーマにしたユニークな衣服に興味を示しながらもごみ問題の実状に目を向け、関心が高まった様子でした。

2024.12.02

一般社団法人海と日本プロジェクトin千葉県(千葉県千葉市中央区、代表理事:麻生恵)は、2024年11月2日、3日の両日に和洋女子大学(千葉県市川市、学長:金子健彦)にて行われる里見祭(大学祭)にて、海洋ごみ問題について考えるファッションショーを和洋女子大学と共同開催いたしました。当日は多くの人が来場し、観客は海洋ごみをテーマにしたユニークな衣服に興味を示しながらもごみ問題の実状に目を向け、関心が高まった様子でした。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

海洋ごみ問題をテーマとした衣服を製作し、観覧者へ問題提起を行うファッションショー
日程
2024年11月2日(土)、3日(日) 両日12:30~
開催場所
和洋女子大学 東館15階 服飾造形実習室
参加人数
150名
協力団体
有限会社ライオットオブカラーズ、合同会社BLOOP、株式会社LIGHTSHIP

どのように海洋ごみについて問題提起するか

今回このファッションショーを開催するにあたり協力してくれた、不要になった衣類を新しく作り変えるアップサイクルを目的とした同好会 「Find Value」の皆さんには事前に幕張の浜辺にてごみ拾いを行っていただき、海洋ごみ問題の実状を見てもらいました。

遊びに行くだけの場所だった海が実はごみであふれている現状、そしてどのようなごみがたくさん落ちているのかを見てもらい、学生たちも深刻さを理解してくれたようでした。

実際に衣服を製作するにあたり、海洋ごみを練りこんだ生地やボタンがあることも初めて知った学生もいたようで一概にアップサイクルといっても様々な方法があることを知ってもらいました。

ファッションショーを行うにあたり、海洋ごみ問題を理解してもらうにはどうしたらいいか。学生たちが考えたのはかわいさが残りつつも、ごみ自体がアクセントとしてわかる衣装の作成でした。

短い期間ながらも必死に考えて製作された服は必見でした。

ストーリーで表現したファッションショー

ファッションショーの中身も一工夫。海で遊んでいるエビの親子やカメたちを表現した衣服にごみが絡みついている設定とし、服の見た目だけでなくナレーションでも補いながら海の生き物が苦しんでいる様子も説明。観覧客からは「海洋ごみを使ったファッションは観たことがないもので、考えさせられるものでした。」「海を汚すゴミが再利用される取り組みは素晴らしいと思いました。また可愛く洋服に取り入れているのはとても良かったです。」など、ファッションだけでなくこのショーの意味にも反響をもらいました。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:150人