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小学生と意見交換!富山の魚を学べるオリジナルの学習教材「富山湾おさかなドンジャラ」のテストプレーを実施しました!

一般社団法人とやまミライラボは、おもちゃメーカー・バンダイの協力のもと、富山湾の魚について学べるオリジナルの学習教材「富山湾おさかなドンジャラ」を制作中。年内の完成・配布に向けて同商品をブラッシュアップすることを目的に、富山大学教育学部附属小学校の生徒によるテストプレーを7月16日(火)に実施。実際に試作版をプレーしてもらい、率直な意見を交わしました。

2024.07.29

一般社団法人とやまミライラボは、おもちゃメーカー・バンダイの協力のもと、富山湾の魚について学べるオリジナルの学習教材「富山湾おさかなドンジャラ」を制作しています。年内の完成・配布に向けて同商品をブラッシュアップすることを目的に、富山大学教育学部附属小学校の生徒によるテストプレーを7月16日(火)に実施。実際に試作版をプレーしてもらい、率直な意見を交わしました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
富山湾の魚について学べるオリジナルの学習教材「富山湾おさかなドンジャラ」のテストプレー
日程
2024年7月16日(火) 10:40〜11:25
開催場所
富山大学教育学部附属小学校(富山県富山市五艘1300)
参加人数
4年1組の生徒 35名

「ドンジャラ」の遊び方は? バンダイの担当者が説明

一般社団法人とやまミライラボとバンダイが制作を進めている「富山湾おさかなドンジャラ」。魚津水族館の職員や海洋教育を行う学生がパイに描く魚や役のアイディアを出し、富山北部高校デザイン科の3年生がデザインを手がけるなど、完成に向けて動いています。

そして今回、試作版のテストプレーに協力してくれたのは、富山大学教育学部附属小学校4年1組の皆さん。バンダイの担当者・山本さんが「ドンジャラで遊んだことがある人」と聞くと、なんと全員が挙手! 日頃から学校や家庭でプレーしていて、とても親しみのあるゲームだそうです。山本さんが遊び方や注意点を確認した後、さっそくテストプレーを行いました。

富山湾の魚が描かれた試作版をテストプレー!

ドンジャラのパイには、ブリ、ホタルイカ、シロエビ、ベニズワイガニなど、富山湾の魚たちが描かれています。さらに「深海レアセット」「出世魚セット」「夏のおいしい魚セット」などの役が決められており、揃えながら魚の特徴や旬の季節について学べる仕掛けになっています。

プレー中の生徒からは「ブリが来た!」「アマエビ大好き」など、手に取ったパイに描かれている魚に関するコメントが多数聞かれました。なかには一番得点の高い「深海レアセット」の役を揃えた生徒も。各班のゲームは白熱し、後半になると「ドンジャラ!」と勢いのある声が教室に響いていました。

小学生が意見を交換。イラストの魚について解説も

テストプレー後は意見交換の時間を設けました。「今まで知らなかった難しい名前の魚に興味を持った」「魚に詳しくない人も、楽しみながら知識を身につけられる」などの意見が聞かれました。一方で「役を揃えるのが簡単に感じたので、もっと難しくしてもいいのでは」といった改善案も挙がりました。最後に、元魚津水族館館長でもある稲村代表理事が富山湾の魚について解説。制限時間いっぱいまで質問が飛び交い、子どもたちは魚に関する知識をさらに深めました。

「富山湾おさかなドンジャラ」は完成に向けて、今回子どもたちからいただいた意見をもとにブラッシュアップしていきます。12月には富山県内の小学校や学童教室などに配布し、授業などで活用していただく予定です。

参加した子どもからの声

・今まで知らなかった難しい名前の魚に興味を持った。ゲームを通して海に親しめて嬉しかった。
・僕は深海魚が一番好き。魚に詳しくない人も、楽しく魚の知識を身につけられると思う。
・お父さんと船に乗って釣りに行くことがある。キジハタ、ブリ、イワシ、ホタルイカなど、知っている魚がたくさん描かれていて親しみが持てた。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:35人