地元の子供たちや大学生と一緒にごみ拾いを実施 嶺北で初となる海洋ごみ組成調査を開催しました!
福丼県プロジェクト実行委員会は、6月12日(日)に福井県安全環境部循環社会推進課と共催で、海洋ごみ組成調査を開催しました。
2022.07.01
福丼県プロジェクト実行委員会は、6月12日(日)に福井県安全環境部循環社会推進課と共催で、海洋ごみ組成調査を開催しました。これは福井県主催で毎年1回嶺南地方でのみ行われていた調査を、嶺北でも実施しようという試みで、ごみ拾いは地元の浜住町子供会の協力で実施し、分別・組成調査を福井県立大学海洋生物資源学部先端増殖科学科の学生協力のもと実施しました。組成調査は環境省の組成調査ガイドラインに則って実施しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
海洋ごみ組成調査
開催日時
2022年6月12日(日)9:00~16:00
開催場所
福井県福井市西畑町(鷹巣海水浴場北部)
参加人数
48人
協力団体
福井県安全環境部循環社会推進課、浜住町子供会、福井県立大学 海洋生物資源学部 先端増殖学科
まずはごみ拾い!海岸ごみはどこからきて、どんなものがあるだろうか?
地元の浜住町子供会の父兄合わせて38人で、海岸の50メートル四方の区域のごみ拾いをしました。今回のごみ拾いは内容を調査するという趣旨で行われたので、プラごみ係やペットボトル係、漁具係などごみの種類を拾う段階から10種類に分けて拾いました。それでも袋の中にはごみが混ざってしまうので、また10種類に分別しました。ごみの種類は圧倒的にプラごみが多く、参加した子供たちも家庭から出たごみが多い印象を受けていました。ごみ拾いの後は、10種類に分けたごみをさらに細かく分別し、特にプラスチックは約40種類にさらに分別しました。
重さと体積を測定!
ごみを細かく分別し、各種類ごとの数・重さ・体積を測りました。参加した大学生は魚の増養殖に加え、海洋美化も研究テーマとしており、「プラごみの細かさを見ると、長く海を漂っていたことが分かる。海の生態系にも関わるごみをどう減らせるか考えを深めたい。」と意欲を見せる学生もいました。
今回の調査結果は報告書にまとめて、福井県にも提出し、福丼県プロジェクト実行委員会のホームページでも公表します。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:48人