山と海から考える海洋ごみ問題 『山と海の小学校を結ぶ「体験授業」』を7/15開催!
福丼県プロジェクト実行委員会は、7月15日に内外海公民館にて、海近辺の学校と山近辺の学校が互いに勉強の成果を発表し合う『山と海の小学校を結ぶ「体験授業」』を実施しました。
2022.08.03
福丼県プロジェクト実行委員会は、7月15日に内外海公民館にて、海近辺の学校と山近辺の学校が互いに勉強の成果を発表し合う『山と海の小学校を結ぶ「体験授業」』を実施しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
開催概要
山と海から考える海洋ごみ問題 『山と海の小学校を結ぶ「体験授業」』を実施
開催日時
7月15日(金)8:15~11:00
開催場所
堅海海岸、内外海公民館
参加人数
内外海小学校5・6年生(25人)
協力団体
アノミアーナ、株式会社リコー、プレシャスプラスチック福井
身近な海岸で海洋ごみ調査!30分で軽トラの荷台が海洋ごみでいっぱいに!
講師は若狭湾を拠点に活動する環境団体「アノミアーナ」代表の西野ひかる氏。開校式の後バスで堅海海岸に移動してビーチクリーン開始し、割れた食器の破片や大型のごみなどを回収。結果として、わずか30分の活動で軽トラの荷台がいっぱいになるほどの海洋ごみが集まりました。
海洋ごみリサイクル最新技術を学習
海洋ごみの調査後は内外海公民館に戻り、種類ごとにごみを分別。その後、講師の西野さんによる講義を実施し、若狭湾が季節風の影響で海洋ごみが漂着しやすいことや、自治体ごとに違うごみの処分方法などについて学びました。児童らはメモをとりながら、熱心に聞いていました。また、授業では回収したプラスチックを資源化する最新の取り組みについても学習し、素材の判別が行えるハンディセンサーや、回収したペットボトルからアクセサリーを作るなどのデモンストレーションも行われました。
海洋ごみを資源にチェンジ!
講義の最後には、海洋ごみをどのように活用する方法があるのか、児童らがグループごとに発表。学校で使う団扇や本のしおりなどが発表され、海洋ごみを資源として捉えた数々のアイデアが見られました。今年の秋には、山で体験授業を行った勝山市立成器南小学校とオンラインでつないだ合同授業を開催し、学びの成果の共有を予定しています。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:25人