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小学5・6年生が2つ海の多様性を体験「日本海&瀬戸内海 海の探検隊」を開催しました!

海と日本プロジェクトinしまね実行委員会は、島根県と鳥取県の小学5・6年生が、日本海と瀬戸内海で、2つの海の「違い」と「同じ」を体験することから海の多様性を学び、広い視野を養いながら美しく豊かな海の環境保全につなげることを目指す体験学習、「日本海&瀬戸内海 海の探検隊~2つの海で学ぶ海の多様性~」を、7月9日と23日~24日に開催いたしました。

2022.08.04

海と日本プロジェクトinしまね実行委員会は、島根県と鳥取県の小学5・6年生が、日本海と瀬戸内海で、2つの海の「違い」と「同じ」を体験することから海の多様性を学び、広い視野を養いながら美しく豊かな海の環境保全につなげることを目指す体験学習、「日本海&瀬戸内海 海の探検隊~2つの海で学ぶ海の多様性~」を、7月9日と23日~24日に開催いたしました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

日本海&瀬戸内海 海の探検隊 ~2つの海で学ぶ海の多様性~
日程
2022年7月9日(土)/23日(土)~24日(日)
開催場所
島根県松江市島根町/広島県呉市安浦町
参加人数
18人
協力
NPO法人隠岐しぜんむら/みやじま未来ミーティング/安浦町まちづくり協議会 など

島根県は”獲る”漁業が盛ん!ズワイガニ漁に使う「カニかご」を体感

7月9日(土)は、島根県の漁業についての学びからスタート。島根の漁業には、まき網漁、定置網漁、さし網漁、はえ縄漁、いか釣り漁、採介藻漁、カニかご漁、ワカメ養殖などがあり、”獲る”漁業が中心であること、そして全国トップクラスの漁獲量を誇るアジ、アナゴ、カレイ、ブリなど多種多様な魚が採れることを学びました。会場には、ズワイガニ漁に使う「カニかご」が用意され、探検隊は中に入ってその仕組みを体感。「カニはなぜかごに入ってくるのか?」「カニは逃げないのか?」メンバーからたくさんの質問が飛び出しました。

日本海の生き物や海洋ごみの特徴は?

そして午後からは日本海の探検がスタート!海岸の生き物を採取するため、タコメガネを使って岩場を探検。カニやヤドカリ、色々な貝やカワハギなどの生き物を発見し、日本海の海岸には、海藻をエサとしてしている生き物が多いことを学びました。
発見したのは生き物だけではありません。水質検査の結果から、とてもキレイだとわかった日本海ですが、5分ほどごみ拾いをすると、様々な海洋ごみを発見しました。なかでも探検隊が注目したのは外国ごみ。ロシア、中国、韓国などのごみを見つけました。

各国に囲まれた日本海。西や北から吹き付ける偏西風や、日本海でぶつかり合う暖流と寒流、また島根では多くの川が日本海に注ぎます。島根県の海岸には海洋ごみが集まるたくさんの要因がありました。
体験を終えた探検隊からは、「一度にたくさんの生き物を発見することが出来て楽しかったが、ごみの多さや様々な種類があることにびっくりした」などの感想が聞かれました。
今回の活動は、日本海の海の特徴を捉えて、瀬戸内海と比較できるよう、ポイントを明確にしながらの探検でした。

瀬戸内海の探検スタート!日本海との「違い」と「同じ」

7月23日(土)は広島県呉市安浦町で、瀬戸内海のフィールドがスタートしました。まず海岸を見てみると、日本海では見られない景色が広がっていました。それは干潟です。干満差のほとんどない日本海では干潟は現れません。瀬戸内海の干潟では、探検隊を歓迎するかのように、たくさんのカニがハサミを上下に降るユニークな光景が見られました。干潟に足を取られ、泥だらけになりながら生き物を探してみると、生き物の種類の多さにもびっくり。準絶滅危惧種のハクセンシロマネキ、トビハゼなど、どんどん見つけることができました。さらにイソガニ、ガザミ、テッポウウオ、アナジャコなどなど、日本海ではほとんど見ることができない生き物たちを発見。瀬戸内海も日本海と同じように、豊かな海だということを実感しました。

海洋ごみにも驚きがありました。なんと瀬戸内海では、海洋ごみを”探し”ました。日本海では、ごみは拾いきれないほどたくさんありましたが、瀬戸内海の体験会場では海洋ごみは少なく、しかも外国のごみは見当たりません。生き物について、ごみについて、なぜ違いがあるのか?みんなで考えました。干満差が大きいから?海岸の成り立ちが違うから?閉鎖性が高いから?海の環境が違えば、生き物も海洋ごみも全然違う!子供たちは一つ一つを全身で体感していきました。

なぜ広島のカキ生産量が全国一なのか?

最後の学びは、瀬戸内海の漁業について。生産量日本一を誇る呉市のマガキ養殖を中心に学びました。養殖中のカキを目の当たりにしながら説明を受けた後は、カキを剥く作業に挑戦。熟練者のカキ剥き作業はわずか5秒の早業と聞いた探検隊、初めてのお仕事体験に真剣そのものですが、約1分でようやく1つ剥くことができました。
そして、なぜ広島県のカキ生産量は、全国の6割を超えるほど盛んなのか?探検隊は”日本海との違い”という視点から学びました。日本海では冬の偏西風や台風の影響で海は大荒れになり、養殖の筏が壊れる可能性がありますが、瀬戸内海は、中国四国地方、九州、紀伊半島に囲まれているため、波が静かで筏養殖をしやすいこと、囲まれた海域であるため川から多くの栄養が海に流れてくることなどが理由で、何百年も前に始まった伝統的な”育てる漁業”。また、塩分濃度が低い瀬戸内海をマガキが好むなどの説明を受けました。

2つの海の多様性から学んだこと

日本海と瀬戸内海の違いと同じを体験した探検隊は、2つの海の好きになったポイントや、美しく豊かな海を次世代に引き継ぐために一人一人ができることを考えました。
海洋ごみに関して普段から関心を高めることや、海洋ごみの現状がどれだけ大変なのかを知ること、プラスチック製品は出来るだけ使わないなどが提案され、海を守る行動を起こすために、いつ、どこで、どのようにしたらよいかを、一人一人が考えました。
そして、「日本海と瀬戸内海を比べて体験することは普段できないことだった。グループのみんなと協力して探検が出来て楽しかった。」「図鑑で学ぶよりずっと楽しかったし、ためになった。」と感想を発表してくれました。2つの海の多様性を学んだ探検隊、今後さらに様々な海に目を向けて視野を広げながら、海を守る次世代のリーダーとなっていくことを期待します。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:18人