美しい瀬戸内の海に親しみ、慈しみ、大切な海の今と未来を考える せとうちブループロジェクト2024開催!
一般社団法人海と日本プロジェクトinやまぐちは、10月26日(土)と27日(日)、せとうちブループロジェクト2024会場において、主催者の一員として海と日本プロジェクトの主旨の浸透や、昨年度まで及びこれからの活動広報を目的とした広報活動を展開いたしました。
2024.11.05
一般社団法人海と日本プロジェクトinやまぐちは、10月26日(土)と27日(日)、せとうちブループロジェクト2024会場において、主催者の一員として海と日本プロジェクトの主旨の浸透や、昨年度まで及びこれからの活動広報を目的とした広報活動を展開いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
環境シンポジウム、ライフジャケットファッションショー、eセーリング体験他
日程
2024年10月26日(土)~27日(日) 10:00~15:00
開催場所
周南市立徳山駅前図書館 2Fインフォメーションスペース
参加人数
約500人
協力団体
せとうちブループロジェクト実行委員会(山口大学ヨット部、山口県セーリング連盟他)
海にもっと親しみを持ってもらうための催しを日替わりで実施
イベント当日は両日とも曇り。野外でも過ごしやすい天候の中、オープンスペースの会場では海を感じる様々な催しを行いました。26日(土)は、山口県の海環境に関するトークショー。石油コンビナート群を有する山口県は二酸化炭素排出量が高いため、行政として脱炭素の取り組みをバックアップする施策が紹介されました。また、企業からは「海にものを流すには厳しい法律がある。瀬戸内海は内海なので更に厳しい基準がある。瀬戸内海に面した行政には更に厳しい基準がある。そこにある企業はさらに厳しい排出基準を設けている。」という、少しでも海を汚さないための対策と、次世代に環境をつないでいくために企業独自で行っている3R・4Rの取組等が紹介されました。
午後からは、ライフジャケットを用いたファッションショーが行われました。事前に一般募集した5名が最新のライフジャケットを身にまといステージで披露しましたが、本当の目的はライフジャケットの重要性を少しでもでも多くの人に知ってもらいたいということ。ライフジャケットの種類の紹介と着用方法についてのレクチャーを行いました。講師の先生からは「ライフジャケットはきちんと着用していないと効果が薄い。救助する方はおぼれている人の腕ではなくライフジャケットをつかむので、ゆるく着ていてはいけない。」という説明を受け、普段から釣りなどでライフジャケットを着ていると言っていたモデルの1人は「今後はきっちり着用します」と答えていました。
そのほか、会場では山口大学ヨット部によるeセーリング体験のほか、日替わりで協賛企業による廃棄物アートの展示や海のモンスターをやっつけるゲームなど、海や海の問題を身近に感じてもらう催しが行われました。
イベントステージでは海と日本プロジェクトのPRも実施
会場では催し物の合間に随時「海と日本プロジェクトinやまぐち」の趣旨の説明を行いました。また、ステージのモニターでは海と日本プロジェクト「スポGOMIアニメ」および副素材を1日2回上映し、来場する子どもたちが海に親しみを持ってもらうきっかけを作るように心がけました。また、27日(日)の会場には実際にヨットで使うセールを展示。来場した方々に海に対するメッセージを書いてもらいました。子どもたちは海の生き物や、海に感じたことをイラストや文字に、大人たちはこれまでとこれからの海について考えたことなどを思い思いに書いていました。このメッセージセールは今後実際に山口県の海上で使用され、披露される予定です。
参加した方たちの声
・(トークショー)環境に対する取組を聞いて、海と空はつながっていることを改めて感じた。美しい海や住みよい環境を子どもたちに残すために、身近なところから気を付けたいと思う。
・(ライフジャケット)ただ着るだけではダメなことが分かった。着用することがあれば、しっかりと体にフィットさせて着たい。
・(eセーリング)風だけでヨットを前に走らせたり曲がったりするのは結構難しかったが楽しかった。体験乗船などがあったら試してみたいと思った。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:500人