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「釣り」を通して海への興味を育み、抱える課題に対して理解を深める!「第2回 愛媛の海 釣ってさばいて甲子園in三崎」を開催しました

一般社団法人海と日本プロジェクトinえひめは、11月11日(土)、12日(日)の2日間、伊方町・三崎港周辺で、地元の海への興味や関心を育み、海の変化や抱える課題に対して理解を深めることを目的とした高校生対象のイベント「第2回 釣ってさばいて甲子園in三崎」を愛媛県立三崎高等学校との共同企画で開催いたしました。

2023.11.24

一般社団法人海と日本プロジェクトinえひめは、11月11日(土)、12日(日)の2日間、伊方町・三崎港周辺で、地元の海への興味や関心を育み、海の変化や抱える課題に対して理解を深めることを目的とした高校生対象のイベント「第2回 釣ってさばいて甲子園in三崎」を愛媛県立三崎高等学校との共同企画で開催いたしました。

一般社団法人海と日本プロジェクトinえひめは、11月11日(土)、12日(日)の2日間、伊方町・三崎港周辺で、県民にとって身近な海のレジャーである「釣り」を通して、地元の海への興味や関心を育み、海の変化や抱える課題に対して理解を深めることを目的とした高校生対象のイベント「第2回 釣ってさばいて甲子園in三崎」を愛媛県立三崎高等学校との共同企画で開催いたしました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
身近な海のレジャーである「釣り」を通して、地元の海への興味や関心を育み、海の変化や抱える課題に対して理解を深めることを目的とした高校生対象のイベントで、①海に関するクイズ、②わが町の海自慢と課題解決方法のプレゼンテーション、③魚のさばき方対決、④釣り(長さ・重さ・魚種数)の4種目をポイント化し順位を競います。海に興味のあるユース世代が交流する機会を作ることで、今後地元の海の課題に対して主体的なアクションを起こす人材を育成し、ユース世代を中心に地元の海を守るムーブメントを醸成します。
日程
2023年11月11日(土)~12日(日)
開催場所
愛媛県西宇和郡伊方町 瀬戸アグリトピア、三崎港周辺
参加人数
県内高校生7チーム21名、三崎高校運営スタッフ11名
協力団体
日本釣振興会愛媛県支部、釣り具のフレンド松山本店、ダイワ(グローブライド株式会社)

四国最西端のまち・伊方町で高校生による戦いの火ぶたが切って落とされる!

初日の会場となったのは伊方町にある宿泊・研修施設「瀬戸アグリトピア」。窓からは、広大な海と風車の点在する美しい佐田岬半島の景色が望めます。今大会には愛媛県内各地から7チーム計21名が集まりました。最初の種目は「海に関するクイズ」。出題を担当するのは地元・愛媛県立三崎高校の運営スタッフです。地元の海に関するネタやマニアックすぎる問題など、時折笑いも交えながらやや緊張感のある会場の空気を徐々に温めていきました。種目①「海に関するクイズ」でトップに輝いたのは、「クマッピー(済美高校)」、「瓶女子(八幡浜高校)」の2チーム。正答数は9/15問でした。

続いては、2種目の「わが町の海自慢と課題解決方法のプレゼンテーション」です。参加するチームは、普段自分たちが住んでいる地域の魅力と課題、課題解決に向けて自分たちに出来る取り組みなどを発表し、伊方町関係者など審査員が採点しました。参加者は、普段自分たちが知らない県内の海の魅力と課題について、各チームの発表を通して学びました。この種目でもトップに輝いたのは「瓶女子(八幡浜高校)」。西予市三瓶町出身の三人組で結成されたチームは、このプレゼン発表のために地域を訪れた旅行者へのインタビューや漁業者への取材などを行い地元の海の魅力と課題について丁寧に発表し、4名の審査員から満点に近い得点を獲得しました。

さばき方対決の魚種はなんと…マハタ!

初日最後の種目は「魚のさばき方対決」です。さばく魚種は当日発表されるのですが、今回はなんと…マハタ! 地元の高級魚です。講師を務める地元の料理人も、「マハタをさばく機会はそう多くないですね」とのこと。全チーム、マハタをさばくのは今回が初めての経験でしたが、チームで協力して何とか姿作りを完成させます。腹骨がきれいにすけているか、身が多く残っているかなどのさばく技術に加え、盛り付けの美しさや独創性も採点基準となります。各チーム、制限時間の20分をギリギリまで使ってマハタの姿作りを仕上げました。

この種目でトップに輝いたのは、またも「瓶女子(八幡浜高校)」。僅差で、前回大会優勝チームの「なんとなくぅ(三崎高校)」が続きました。この後、運営スタッフとしてイベントを支える三崎高校生も交えた交流バーベキュー大会を実施。「海が好き」「魚が好き」といった共通項を持った高校生同士すぐに打ち解け、交流を深めました。

最終種目は釣り!一発逆転をかけた戦いの結末は?

2日目に行われたのは最終種目の「釣り」。参加者は、まだ夜明け前の午前6時に会場となる三崎港に集合します。ライフジャケットの正しい着用方法や今後の風の予報など、安全に関する注意事項を受けてからいよいよ「釣り」競技のスタートです。「釣り」競技は、①長さ、②重さ、③魚種数の3部門でポイント化され、配点も1日目に行われた3種目よりも高いことから一発逆転が可能です。普段から釣りが趣味の玄人チームから、初めて釣り竿を持つビギナーまで、それぞれのスタイルで釣り糸を垂らします。当日は寒気の影響で気温が低く、風が強かったため魚の活性が低い懸念がありましたが、当日釣りのサポートを頂いた釣り具のフレンド松山本店菊池店長から「こういう日は水深の浅い港の奥の方が釣れるんです」という貴重なアドバイスが。その甲斐があり、ビギナーの高校生もマアジやカワハギ、カサゴなど様々な魚種を釣りあげていました。

制限時間までおよそ30分と迫ったところ、波止場の方から歓声とざわめきが!「なんとなくぅ(三崎高校)」が50センチを超える大きなエソを釣りあげました!この釣り場を知り尽くした地元チームが意地の釣果を上げたところで釣り種目は終了しました。釣り種目の結果は①長さ部門、②重さ部門の1位は「なんとなくぅ(三崎高校)」、③魚種数部門の1位は「園クリー’s(今治南高校)」となり、合計13種の魚を釣り上げました。

 そして、いよいよ最終結果の発表です。第3位は「瓶女子(八幡浜高校)」。初日は全部門1位に輝き、2日目の釣り競技でも唯一「マダコ」を釣り上げるなど、随所で活躍が見られました。第2位は同じくエソを釣り上げ順位を上げた「自称釣り部(三崎高校)」。そして、見事優勝を収めたのは昨年に続き「なんとなくぅ(三崎高校)」。地元高校からの参加で、運営側と参加者を繋ぐ盛り上げ役として働きながらも、最後はしっかりと結果を残しました。最終的に順位はつきましたが、参加した高校生同士が交流を深め、お互いを称え合うさわやかな表情が印象的でした。今後、参加した高校生からどのようなムーブメントが生まれるのか楽しみです。

参加した高校生からの声

・昨年度は新型コロナ対策の関係で参加が叶わなかったので2年越しに参加でき、他の高校生と交流を深めることが出来て良かった。(参加チーム)
・海に関心のある高校生と交流できる機会はそうないので、貴重な機会になった。(参加チーム)
・プレゼン発表を聞いて、県内各地の海の魅力や抱えている課題を学ぶことが出来た。(参加チーム)
・今後は愛媛県内ではなく、県外からも参加者を募って地元の海の豊かさを感じてほしい。(運営スタッフ)

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:32人