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発起人 池田龍介氏に学ぶ!子供記者!かごしま海ごみゼロ探検隊が「拾い箱」調査を実施しました!

CHANGE FOR THE BLUE鹿児島実行委員会は、3月28日から3月30日までの3日間、かごしま海ごみ探検隊による拾い箱調査を実施いたしました。

2023.03.31

CHANGE FOR THE BLUE鹿児島実行委員会

CHANGE FOR THE BLUE鹿児島実行委員会は、3月28日から3月30日までの3日間、かごしま海ごみ探検隊による拾い箱調査を実施いたしました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

開催概要
海洋ごみ問題解決に取り組む県内小学生で結成された「かごしま海ごみ探検隊」が、鹿児島県発の「拾い箱」について学ぶイベント。与論島での自然体験や、発起人である池田龍介氏による「拾い箱」についての研修、与論町のごみ処理施設見学を行い、設置前・設置後の地元住民の意識変容についての調査を行いました。
日程
2023年3月28日(火)・29日(水)・30日(木)
開催場所
与論町
協力団体
一般社団法人E-Yoron、与論町役場、色響

拾い箱発祥の地・与論島で「拾い箱」を見学!

海洋ごみ削減に向けて鹿児島県内の小学生で結成された「かごしま海ごみ探検隊」は、子供記者として「拾い箱」発祥の地、与論島へ上陸しました。1日目まず初めに、「拾い箱」の発起人池田さんとかごしま海ごみ探検隊で、拾い箱が設置されている海岸に向かいました。「拾い箱」は、自分が出したごみを捨てるための箱ではなく、拾った漂着ごみを入れる専用箱のことで、海洋ごみを「拾うための箱」です。砂浜をキレイにするための取り組みとして2017年に設置され、集められた海洋ごみは与論町役場・環境課の方が回収しています。
海岸では、拾い箱を見学しながら、池田龍介さんにお話を伺いました。拾い箱設置に至った経緯や、拾い箱の正しい利用方法・現状の課題や今後の展望などについて子供記者がインタビューしました。
拾い箱を見学した後は、ごみ処理施設に向かいました。
かごしま海ごみ探検隊のメンバーは、ごみ処理場のごみの量を見て本土と比べ人口の差がかなりあるのにも関わらず、これだけのごみが出ていることにすごく驚いている様子でした。参加した子供たちは、メモを取りながら、熱心に学んでいる様子でした。

日常生活から変えていく!

2日目は、本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、新たな付加価値を持たせて、別の新しい製品にアップグレートさせるアップサイクルという発想を学びました。池田さんは、使用済のペットボトルキャップを島民から集めてアクセサリーを作るなど、積極的にアップサイクルにも取り組んでいます。個人でも取り掛かりやすい「アップサイクル」の考え方を学び、日常の生活からもどのように取り組むことができるかを考えながら、池田さんの授業を聞いていました。

自分たちの海は自分たちで守る!

3日目は、実際に海岸や漁協に行って、ごみ拾いを行いました。ごみ拾いを行っていると、落ちているごみにも発見がありました。探検隊メンバーが発見したペットボトル。どこか日本のものとは違う言語が書かれていました。どこから流れてきたのか、逆に日本から出たごみはどこへ向かうのかを知り、改めて海洋ごみをなくそうという気持ちが強くなった様子でした。
特定の誰かがやるのではなく、「自分たちの島」「自分たちの海」という気持ちをもって、みんなで少しずつきれいにする、そういう地域を目指して取り組んでいってほしいという池田さんの言葉を胸に、かごしま海ごみ探検隊のメンバーは、今回学んだことを活かしみんなで鹿児島の海を守るために、拾い箱リーフレットの作成に取り組んでいきます。

参加した子ども・保護者からの声

女の子「拾い箱の使い方を改めて、勉強することができて良かった。今できることから始めようと思った。」
女の子「学んだことを、これからの活動に活かしていきます。アップサイクルをして、日常から変えていけることには積極的に取り組みたいです」
男の子「この与論島で学んだことをたくさんの人に伝えていきたいです。与論町には、流れ着いたごみがたくさんありました。日本で出たごみの様子を知り、減らしていきたいと思いました」

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています