美らビーチクリーン隊は、本島を中心に各クリーン団体が開催するビーチクリーンイベントに参加しています。今回、コロナの状況が落ち着いてきたこともあり、初の自主企画として離島の石垣島にて「ビーチクリーンin石垣島」を開催いたしました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

開催概要
美らビーチクリーン隊として、離島の海洋ごみの現状を直接目にし、地元の方と一緒に清掃活動を行うことで情報を共有する
日程
2023年2月23日（木）10:00～11:00
開催場所
沖縄県石垣市白保 白保海岸
参加人数
約60人

漂着ごみの多い石垣島

まずはじめに白保海岸に着いて感じたのは、漂着ごみの多さです。これまで、本島各地で行ってきたこの清掃活動では沢山の漂着ごみが発見されていました。、おおよそ全体の3割程度、白保海岸では半数以上あったように感じます。石垣島の土地柄、沖縄本島よりも台湾や韓国と近いこともあり、漂流ごみがたくさん流れてくるようです。驚いたのが、地元の方からすると、白保海岸は漂着ごみが少ないほうだということ。。場所によっては、足の踏み場もないほど溜まっていてどんなに拾ってもすぐに溜まり、いたちごっこみたいだとお話していました。

島の団結力

今回のイベントは、通常より告知の期間が短く、大体20人ほどの参加者に参来ていただけたら、この清掃活動は成功だろうと思っていましたが、蓋を開けてみれば予想を上回る、60名の方にお集まりいただきました。定期的に白保海岸で清掃活動をされてる方や、親子連れ、友人同士、さらに東京から観光で来ていた方も「新聞で見ました」と駆け付けてくれたようです。参加者全員で声がけを行い、、広まり、地元の方が、地元のために動く。嬉しいことに「今日を楽しみにしてました」と言ってくれる方がたくさんいました。さらに、自主的にごみ拾いアイテムを持参してくれたり、私達の知識不足な部分にアドバイスしサポートしてくれたり、突然の電話にも関わらず連絡一つで軽トラックを貸してくれたりと、挙げるとキリがないほどに、とにかく島の皆さんは優しい方々ばかりです。最後の分別作業も自然と役割分担が出来ていて、スムーズに手際よく終わりました。

参加者からの声

・みんなでキレイにできて楽しかった
・もっとたくさんごみが溜まってるところもあるから、次はそこを掃除しましょう
・普段から道に落ちているごみを拾うようにしています
・疲れたけど楽しかった
・大きなごみがたくさんあって驚いた
・これからも自分から動いてごみ拾いをしていきたい
・ポイ捨てをする人を見かけたら注意していきたい
・また石垣においでね～！

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数：60人