沖縄県中城村と共催しウォーキングを兼ねてビーチクリーン活動を行う「Walkingごみ拾いin中城村」を開催しました
海と日本PROJECTin沖縄県は、中城村との共催で11月3日(金)に、「Walking×ごみ拾いin中城村」を開催しました。
2023.11.17
海と日本PROJECTin沖縄県は、中城村との共催で11月3日(金)に、「Walking×ごみ拾いin中城村」を開催しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
開催概要
沖縄県中城村にある「ごさまる陸上競技場」の海岸をWalkingしながらごみ拾い
日程
2023年11月3日(金)
開催場所
中城村吉の浦公園 ごさまる陸上競技場海岸側
参加人数
約200人
共催
中城村
過ごしやすい気温のなか、歴史と文化が薫る中城村の海岸をウォーキングしながら清掃
「Walking×ごみ拾いin中城村」は、沖縄本島中部にあり、太平洋に面する中城村の海岸をウォーキングしながらごみ拾いをするイベントです。
沖縄県内の海岸には、ペットボトルや漁具、プラスチックなど多くのごみが漂着するほか、生活からでたごみも河川を通じて海に流れ出るなどして、環境や生態系に影響を及ぼしています。
こうした漂着ごみなどを歩きながら拾おうと開催されたのが「Walking×ごみ拾いin中城村」で、イベントを通じて参加者が自身の住む地域の海洋ごみ問題を考える契機になればとの思いで開催されました。
開会式には中城村の浜田京介村長が出席し、「中城村はビーチクリーンに加え、環境にやさしい地域を目指している。きょうは素晴らしい試みなので、楽しくごみを拾ってください」と挨拶しました。
(写真左)挨拶する浜田村長 (写真右)開会式に臨む参加者
過ごしやすい気温と快晴のなか、仲間と楽しくごみ拾い
イベントにはサッカー部や野球部などの部活生、地域の青年会に加え家族連れも多く、合わせて約200人が参加。沖縄の11月は暑さが一段落し、過ごしやすくなる季節となっていて、この日も歩けば少し汗ばむぐらいの清々しい天気となるなか、参加者は配布された歩数計を腰につけ、約1.5キロメートル先にある中間点に向け海岸沿いを歩き、浮きや縄といった漁具やペットボトルなどのごみを拾い集めました。
ウォーキングを兼ねることもあり、広くエリアが設定された今回のイベントでは、エリアの途中に2つのごみ集積場を確保。メインとなるごみ集積場と合わせて集まったごみは約100袋程度(45ℓごみ袋に入らない粗大ごみも含む)。一見綺麗に見える海岸にも多くのごみがあることに参加者も気づき、漂流ごみが生態系や自然に与える影響について理解を深めている様子でした。
いつでもごみ拾いを!会場の海岸に常設の「拾い箱」を設置
「海ごみゼロを目指して今、できること」のメッセージを掲げた、いつでもごみ拾いができる「拾い箱」を中城村の協力をもって常設することが可能となりました。この拾い箱は「Walking×ごみ拾いin中城村」の開催に合わせて設置され、今後は海岸を訪れた多くの人のごみ拾いを助けるほか、「海洋ごみゼロ」について考えるきっかけとなることが期待されています。
(写真左)拾い箱を前に記念撮影 (写真右)拾い箱設置の様子
参加者の声
中学生
「ごみ拾い活動をしたのは初めてだが、心が綺麗になって部活動も捗りそう」
女性
「沖縄といえば海なので、海を綺麗にして観光客を迎えたい」
家族で参加の男性
「子どもたちにごみ拾いを通じて何かを伝えられたら良い」
男性
「いい運動になったし、海岸にごみが多いことも分かった」
中学生
「環境が良くなって、魚が増えると良い」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:200人