海を知って、海を食べて、海と遊んで、海を歌う。君たちはもう立派な海の子エリートだ! 【津軽海峡 海の子アカデミー】を開催しました!
海と大間の未来づくり実行委員会は、子どもたちへ海の体験の機会を提供することで、海に親しみ、津軽海峡の多様性を学び、海の豊かさを守っていこうとする心を育むため、8月4日~5日の2日間、「津軽海峡 海の子アカデミー」を開催いたしました。
2022.08.25
海と大間の未来づくり実行委員会は、子どもたちへ海の体験の機会を提供することで、海に親しみ、津軽海峡の多様性を学び、海の豊かさを守っていこうとする心を育むため、8月4日~5日の2日間、「津軽海峡 海の子アカデミー」を開催いたしました。
身近な海を活用して、「津軽海峡の多様さ=豊かさ」と海のおもしろさを、楽しい体験を通してリアルに感じ取ってもらい、海をもっと知り、体験していこうという気持ちをつくるためのプログラムです。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
海に親しみ、津軽海峡の多様性を学び、海の豊かさを守っていこうとする心を育む体験プログラム
日程
2022年8月4日(木)~5日(金)9:00~15:30
開催場所
大間町総合開発センター・大間漁港・大間崎
参加人数
8名(大間小学校5・6年生)
協力団体
事前学習 :下北地域県民局地域農林水産部下北地方水産事務所
漁場探検 :第五十八海洋丸
磯観察 :むつ市海と森ふれあい体験館
魚さばき体験:奥戸漁業協同組合女性部
:釣り船「青龍丸」
歌づくり :おさかな専門シンガーソングライター 齊藤いゆ
<1日目>漁場体験&磯体験で、海を知り、海と遊んで、海と友だちに!
ここ大間町は、マグロで有名な海に囲まれた漁師町。漁場体験は、大間のマグロ漁船に乗り、いつもは陸から眺めるだけだった漁港から漁場に出かけることで、漁師さんの目線で海を知り、津軽海峡は多種多様な魚の宝庫であることを現場で学んでもらいました。また、大間には漁港があっても海水浴場はありません。海に入ったことすらない子どもたちも多いため、まずは海で遊んで「海って楽しい!」と感じてもらう体験プログラムを作りました。大間崎での磯体験では、箱メガネですぐ足元に泳ぐ海の生物を観察し、捕まえて自分だけのミニ水族館を作りました(観察後はリリースしました)。ギンポや石ガニといった大きな生物に歓喜し、アメフラシやマツバ貝の子どものような小さな生物を愛でる子どもたち。全身海に入って楽しく遊ぶ姿は、すっかり”海と友だち”でした!
<2日目>魚、捌けた!ホッケのカツカレー作り&みんなで考えた海の子ソングを熱唱!
魚よりも肉が好き。大間の海の子なのに、魚食から離れている子どもたち。魚を一から捌いてみることで、自分でもできた!の達成感を味わい、魚食に親しんでもらおうと、子どもたちの大好物のカレーライスと組み合わせ、「魚って美味しい!」を体感するメニュー「ホッケのカツカレー」を作りました。津軽海峡産の「ろうそくホッケ」を1人1匹づつ、先生の指導で捌いてみました。鱗を落として、頭と内臓を切り離し、3枚おろしに。何やらこの日のために練習した子もいて、8人ともとっても上手でした!
最後はお魚専門のシンガーソングライター・齋藤いゆさんの監修で、海の子ソング作り。2日間のプログラムの中で感じた、海に関する色々な気づきや想いを書き出してもらいました。子どもならではの、豊かな発想力で、とっても面白い歌詞がたくさん登場する極上の海の子ソングが出来上がりました!
2日間の集中プログラムを通して、海のことが大大大好き!になった8人に、修了証書を手渡しました。「君たち8人を、立派な海の子エリートに認定いたします!」
参加した子ども・保護者からの声
・海にはこんなにたくさんの生き物がいるんだなってびっくりした!
・もっと海と遊びたい。明日も海さ行ぐ!
・うちでも魚を捌きたい!
・海にごみを見つけたら拾いたいと思った。
・カレーをもっと食べたかった。
・(保護者)2日間とっても楽しかったと喜んでいます、素敵なプログラムをありがとうございました。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:8人