大間町内の小学校全児童約200人へ、お弁当を無償提供<大間アゲ魚っ子キャンペーン>「海のアゲ弁」食べて学ぼう!を開催しました
海と大間の未来づくり実行委員会は、青森県内の大型スーパー・マエダストアと共同開発した「海のアゲ弁(大間アゲ魚っ子弁当)」を、大間町内全小学校児童約200名に無償提供。食を通じて海への興味関心を喚起し、豊かな海を守る心を育むため「海のアゲ弁」食べて学ぼう!を実施いたしました。
2022.11.14
海と大間の未来づくり実行委員会は、青森県内の大型スーパー・マエダストアと共同開発した「海のアゲ弁(大間アゲ魚っ子弁当)」を、大間町内全小学校児童約200名に無償提供。食を通じて海への興味関心を喚起し、豊かな海を守る心を育むため「海のアゲ弁」食べて学ぼう!を実施いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
大間町の全小学校に、ろうそくホッケのアゲ魚っ子ボールや、ひじきなどの海産物を取り入れた魚が苦手な子どもでも食べやすいお弁当「海のアゲ弁」を無償提供。オリジナル動画を視聴してもらいながら、大間の海や漁業の特徴、海の問題を、美味しく楽しく、食べて学ぶ「海の食育」を実施。
日程
①大間小学校 2022年10月21日(金)12:20~
②奥戸小学校 2022年10月26日(水)11:50~
開催場所
①大間小学校
②奥戸小学校
参加人数
①児童173名・教員18名
②児童26名・教員9名
協力団体
マエダストア大間店、下北地方水産事務所、大間町教育委員会
昼食は、ひじきご飯の上にろうそくホッケのフライボールが乗った「海のアゲ弁」!
学校給食がない大間町では、食育の機会が乏しく、子どもたちの魚離れ、海離れが進んでいることが課題になっています。そこで、昼食時間に実行委員会公式キャラクターの”アゲごんべ”姿で学校へ訪問し、魚が苦手な子どもでも食べやすいお弁当「海のアゲ弁(大間アゲ魚っ子弁当)」を全校児童・教職員のみなさんへ提供。オリジナル動画を視聴してもらいながら、大間の海や漁業の特徴、海の問題を、楽しく食べて学びました。
各小学校での海の食育の日は、青森県内の大型スーパー・マエダストアさんとの共同開発で誕生した「海のアゲ弁」でお昼ごはん。ひじきご飯に海苔を敷いて、上にはメインおかずの新メニュー、”ろうそくホッケのアゲ魚っ子ボール”に、卵焼き、タコのから揚げ、タコさんウインナーにゆで野菜と、彩りもキレイなお弁当です。「いただきます」をして蓋を開いて、まずは魚っ子ボールをパクリ。「美味しい!」「もっと欲しい!」と嬉しい声が聞こえてきました。魚を普段お弁当に入れない子も、「魚じゃないみたい。これなら食べられる!」と笑顔で完食してくれました。
アゲ弁を食べながらオリジナル動画を視聴して、美味しく楽しく海を学びます!
お弁当と一緒に「津軽海峡 しろみ魚図鑑」という、津軽海峡に生息するさまざまな海の生き物たちをイラストで紹介したチラシを配り、約10分間のオリジナル動画も視聴してもらいました。動画は、アゲ魚っ子ボールの原料である”津軽海峡産のろうそくホッケ”の紹介や、津軽海峡の海の恵みと今起こっている問題が分かる3択クイズ、子どもたちが歌詞を作り出演した海の子ソングなど、内容は盛りだくさん。特に3択クイズは、答え合わせでガッツボーズをする子がいたりと、とても盛り上がる時間になりました。最後は「海の未来をみんなでアゲアゲ!」の合言葉で、沢山の子どもたちが「海の未来を守る海の子になる!」と誓ってくれました。
小学生児童・先生の声
・お弁当のアゲ魚っ子ボールがちょっぴりカレー味で美味しい。
・魚っ子ボール、もっと食べたい。あともう1個入ってて欲しかった。
・お寿司の魚以外は美味しくないと思っていたけど、このフライボールは美味しい。
・帽子(アゲごんべの被り物)が面白かった。来てくれて楽しかった。
・動画を見て大間の海で一番とれているのが、マグロでなく昆布だったの知り驚いた。
・海をきれいにしたいし、大事にしたい。魚を助けたい。
・子ども達は、目の前に海があり、そこでたくさんの魚や海産物がとれていることを当たり前に思って生活しているんだということに気づかされました。動画は、低学年にもとても分かりやすく、メッセージが伝わってくる素晴らしいもので、SDG’Sの教材としても活用できるものだと思いました。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:226人