海ノ民話のまち 群馬県嬬恋村の海ノ民話アニメーション 「鎌原観音堂石段のものがたり」が完成! 地元の小学校で上映会を開催しました
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2025年3月4日(火)群馬県嬬恋村にて嬬恋村を舞台に制作したアニメ「鎌原観音堂石段のものがたり」の上映会を開催。今海が抱えている「海洋ごみ問題」について、海洋ごみの多くはプラスチックであることなどの学びの場を設けました。
2025.03.11
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2025年3月4日(火)、群馬県嬬恋村にて嬬恋村を舞台に制作したアニメ「鎌原観音堂石段のものがたり」の上映会を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
<鎌原観音堂石段のものがたり>
群馬県嬬恋村の海ノ民話アニメーション「鎌原観音堂石段のものがたり」や嬬恋村にまつわる情報はこちらからご覧いただけます。
https://uminominwa.jp/animation/73/
海ノ民話アニメーション「鎌原観音堂石段のものがたり」のYouTube
https://youtu.be/94OjF-grfP4
当日レポート
冒頭で、海と日本プロジェクトの説明と共に、海が今抱えている問題や海がない群馬県の海との繋がりについて説明をしました。
海がない群馬県は川で海と繋がっているという話から始め、今海が抱えている「海洋ごみ問題」について、海洋ごみの多くはプラスチックであることなどを学びました。
また、プラスチックごみが起こす問題や、海の生き物に与える影響などの話では、子供たちも真剣に話を聞いていました。
こちらからの問いかけには、皆思い思いに自分の意見を言ってくれたため、難しい話だけではなく楽しい会となりました。
参加者の声
<西部小学校>
・アニメの再現度が高くて、天明三年のことを取り入れていて、すごく良かった。
・アニメを見て知っていたこともあったけど、知らないこともあって勉強になりました。
・やはり、人間は海などの大自然を汚していることがよくわかった。ポイ捨てをやめた方がいいと呼びかけたり、自分も捨てないようにしたりとできそうなことをやってみます。
・海がなくても川から海に行くから、川にもその他の所にもごみを捨ててはいけないとわかった。
<東部小学校>
・改めて鎌原観音堂の起きたこと等を知って今度から、浅間山にも関心を持ち過ごしていこうと思います。
・アニメが少し怖かったです。やっぱり、浅間山が噴火したら怖いなぁと思いました。
・浅間山の噴火を見て、周りの自然と向き合っていきたいと思いました。また、海のために川を大切にしたいと思いました。
・海には、たくさんのプラスチックごみがあって、そのプラスチックを魚が食べてしまうなど、環境や生き物にたくさんの問題がある。だから、ごみのリサイクルをしたり、落ちているごみを拾ったり、少しずつ取り組んでいきたい。
イベント概要
名称 | 海ノ民話アニメーション「鎌原観音堂石段のものがたり」上映会 |
日時 | 2025年3月4日(火)10:20~10:35 / 13:40~13:55 |
会場 | 嬬恋村立西部小学校 / 嬬恋村立東部小学校 |
参加者 | 全校生徒 |
プログラム | ■上映会
・開会あいさつ |
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています