海ノ民話のまち 福井県小浜市の海ノ民話アニメーション 「西小川十一面観音菩薩」が完成! 上映会・フィールドワークを開催しました
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2024年2月1日(木)、福井県小浜市にて小浜市を舞台に制作したアニメ「西小川十一面観音菩薩」の上映会とフィールドワークを開催いたしました。
2024.02.16
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2024年2月1日(木)、福井県小浜市にて小浜市を舞台に制作したアニメ「西小川十一面観音菩薩」の上映会とフィールドワークを開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
イベント概要
名称 | 海ノ民話アニメーション「西小川十一面観音菩薩」上映会・フィールドワーク |
主催 | 一般社団法人日本昔ばなし協会 |
共催 | 日本財団 海と日本プロジェクト |
日時 | 2024年2月1日(木)8:30~11:00 |
会場 | 内外海小学校 / ふれあい会館 |
参加者 | 内外海小学校に通う小学生38名(フィールドワークは3年生15名参加) |
実施概要 | 内外海小学校の授業内で、在校生38名を対象に実施。
授業タイトル:内外海地区の民話を知ろう ■講師 ■上映会 ■フィールドワーク |
当日レポート(上映会)
内外海小学校の1年~3年生児童、そして先生合わせて約40人が参加。3年生が民話の勉強をしているという事で、授業の一環として上映会を実施。海ノ民話の取り組みについて説明後、語り部・倉谷千恵子さんを紹介。十一面観音菩薩の話を住民から聞き、著書にまとめたことや、90歳になる現在も読み聞かせを続けていることなど、民話にかける熱い思いなどを紹介。民話の背景について学んだ後、完成したアニメを鑑賞。上映後は、子どもたちから拍手も。
当日レポート(フィールドワーク)
フィールドワークには、3年生が参加。最初に語り部・倉谷千恵子さんから、内外海地区の海に関する民話や伝承について解説。仏谷集落は、仏像が海の中から発見された事が名前の由来となったことなどの話を熱心に聞き入る児童たち。その後バスで移動して、民話の舞台となった西小川地区の常福寺を見学。西小川でお話をうかがったのは、素潜りで天然岩ガキをとっている漁師・中島さん。栄養分豊かな水が山から海に流れ込むことから大きな牡蠣が育つこと、資源を守るため小さな牡蠣はとらないことなどの話をメモする児童もいました。
参加者の声
「自分の地域に、海にまつわるこんなお話があったことを初めて知りました」(小3男子)
「地元の海がこんなに豊かなんだと、あらためてわかりました」(小3男子)
「海をもっと大切にしていきたい」(小3女子)
今回の作品(海ノ民話アニメーション)の視聴URL
タイトル「西小川十一面観音菩薩」
https://uminominwa.jp/animation/53/
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:38人