海ノ民話のまち 徳島県鳴門市の海ノ民話アニメーション 「鳴門の太鼓」が完成! 上映会・ワークショップを開催しました
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2024年2月3日(土)徳島県鳴門市にて鳴門市を舞台に制作したアニメ「鳴門の太鼓」の上映会とワークショップを開催いたしました。
2024.02.15
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2024年2月3日(土)徳島県鳴門市にて鳴門市を舞台に制作したアニメ「鳴門の太鼓」の上映会とワークショップを開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
イベント概要
名称 | 海ノ民話アニメーション「鳴門の太鼓」上映会・ワークショップ |
主催 | 一般社団法人日本昔ばなし協会 |
共催 | 日本財団 海と日本プロジェクト |
日時 | 2024年2月3日(土)①10:00 ②11:00 ③13:00 ④14:00 |
会場 | 鳴門市立図書館2階・多目的会議室(徳島県鳴門市) |
参加者 | 希望者(小学生以下は保護者同伴)各回 20人程度 |
実施概要 | アニメーション上映に続き、鳴門市学芸員が渦潮のしくみについて説明を行ない、参加者に「鳴門の太鼓」やアニメに登場する鳴門の渦潮について学んだ感想を絵や文で書いてもらう。
■講師 ■上映会 ■ワークショップ:講師による説明の下、以下を実施後、感想を提出 |
当日レポート(上映会)
アニメ「鳴門の太鼓」上映とワークショップで30分程度
計4回(10:00・1:00・13:00・14:00)実施
海の学びの内容
海から聞こえる太鼓の音は、鳴門の渦潮により波が激しくぶつかり合う音とも、あるいは大きな地震が起きた時の海底の地鳴りの音とも言われています。物語に登場する若い漁師のように、泳ぎに自信があるからと油断して興味本位で海に飛び込むと、大きな危険につながりかねないと、海難事故に対する警鐘を鳴らしています。
参加者の声
「鳴門の渦潮にも昔話があると思っていなかったので驚いたし面白かった」
「たいこでどんどん、ドスンドスンとふんでいるところがおもしろかった」
「むやみに海に入ることは危ないと知ることができるとてもよい教育用のアニメだと思った」
当日レポート(ワークショップ)
ワークショップの内容
◆渦発生のしくみについて:干潮と満潮の高低差は1.5mとなる。また、陸地がせまっている狭いところを流れるため潮の流れの速いところと遅いところができ、渦潮が発生することを分かりやすく説明
◆渦潮発生のメカニズムを利用して、お風呂で渦を再現する方法を伝授
◆鳴門海峡から引き揚げたナウマンゾウやシカ・ホタテなどの化石を展示。子どもたちは実際に触れたり持ち上げたりしながら熱心に話を聞いていた
※配布資料「鳴門海峡の渦潮の不思議」「鳴門海峡の渦潮」
参加者の声
「前に渦潮を見たときは何も思わなかったけど、理屈が分かったので今度みるのが楽しみになった」
「自分の地元の自慢の渦潮が世界遺産になるのが楽しみ」
「渦潮の仕組みや民話を聞き渦潮に対して関心が深まった。機会があれば、渦潮を見に行き、そのすごさを体験してみたいと思った」
「渦潮が発生する方法を初めて知りました。お風呂での渦潮の作り方を知れたので試してみたいと思います」
上映会&ワークショップ参加者のイラストを紹介
「鳴門の太鼓」上映会開催リポート
https://www.jrt.co.jp/event/uminominwa_report/
今回の作品(海ノ民話アニメーション)の視聴URL
タイトル「鳴門の太鼓」
https://uminominwa.jp/animation/63/
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:80人