海ノ民話のまち 宮崎県日向市の海ノ民話アニメーション 「お倉ヶ浜とお金ヶ浜」が完成! 上映会・フィールドワークを開催しました
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2024年2月9日(金)宮崎県日向市にて日向市を舞台に制作したアニメ「お倉ヶ浜とお金ヶ浜」の上映会とフィールドワークを開催いたしました。
2024.02.19
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2024年2月9日(金)、宮崎県日向市にて日向市を舞台に制作したアニメ「お倉ヶ浜とお金ヶ浜」の上映会とフィールドワークを開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
イベント概要
名称 |
海ノ民話アニメーション「お倉ヶ浜とお金ヶ浜」上映会・フィールドワーク |
主催 |
一般社団法人日本昔ばなし協会 |
共催 |
日本財団 海と日本プロジェクト |
日時 |
2024年2月9日(金)13:30~14:30 |
会場 |
日向市立平岩小中学校 / お倉ヶ浜 |
参加者 |
平岩小中学校に通う小学生190名 |
実施概要 |
平岩小中学校の授業内で、在校生190名を対象に上映会を実施。 ■講師 ■上映会 ■フィールドワーク |
当日レポート(上映会)
上映会には、日向市立平岩小中学校の全校生徒が参加しました。児童、生徒の中には民話を聞いたことがあり知っているという子もいて、今回アニメ化した「お倉ヶ浜とお金ヶ浜」を見て、アニメになるとわかりやすく、子供から大人までみんなに伝わると話していました。
アニメを見て低学年は、「人に優しくできるようになりたい」や、「家に帰って今日のことを家族に話したい」と感想を述べていました。高学年と中学生は、「今のお倉ヶ浜ではハマグリが獲れないので、海の環境問題について考えさせられた」、「海の恵みを受けられることのありがたさを感じた」という感想がありました。
アニメ鑑賞後、日向市サーフィン連盟の甲斐俊作理事長からお倉ヶ浜と金ヶ浜の現状や、サーフィンについてのお話があり、児童、生徒は興味津々で聞いていました。
「お倉ヶ浜とお金ヶ浜」を見て、聞いて、学んだことで、地元の海の素晴らしさを改めて理解し、地域に伝わる民話を知りたいという思いを強く持ったようでした。
当日レポート(フィールドワーク)
日向市立平岩小中学校の5年生がフィールドワークに参加しました。学校の裏には、歩いて5分ほどの所に今回のアニメの舞台となった「お倉ヶ浜」と「金ヶ浜」を臨める場所があります。そこで、日向市サーフィン連盟の甲斐俊作理事長から、現在のお倉ヶ浜と金ヶ浜の様子と、砂浜の保全活動について教えてもらいました。今はアニメのようなハマグリは獲れなくなったが、サーフィンの全国大会が開催されるほど波の環境が良いこと、それは砂浜の環境が良いからということを知り、「これからもこの素晴らしい環境を守るために、自分たちにできること、例えばごみ拾いなどを積極的にしていきたい」と感想を述べていました。児童たちは皆「日向の綺麗な海が大好き、これからも守っていきたい」と言っていました。
参加者の声
「優しい子になりたいと思いました。」(小1女子)
「日本だけでなく、世界に誇れる浜があることが嬉しい。」(小5男子)
「海を大事にしていきたいです。」(小5女子)
「アニメを見て、海の環境問題について考えました。海産物が獲れなくなったり、砂浜が減っていたり、私たちが海のためにできることをやっていきたい。」(中1女子)
今回の作品(海ノ民話アニメーション)の視聴URL
タイトル「お倉ヶ浜とお金ヶ浜」
https://uminominwa.jp/animation/
※2月22日以降に公開されます
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:190人