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海ノ民話アニメーション「別当の潮」が完成! 舞台となった淡路市の小学校でアニメの上映会を実施しました

一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2024年3月1日(金)に、兵庫県淡路市岩屋を舞台に制作したアニメ「別当の潮」の上映会を、地元の淡路市立石屋小学校で開催。また小学6年生を対象に舞台となった岩屋でアニメに登場したスポットを巡り、歴史について学ぶフィールドワークを行いました。

2024.03.12

一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2024年3月1日(金)に、兵庫県淡路市岩屋を舞台に制作したアニメ「別当の潮」の上映会を、地元の淡路市立石屋小学校で開催いたしました。また、上映会の後、小学6年生を対象に舞台となった岩屋でアニメに登場したスポットを巡り、歴史について学ぶフィールドワークを行いました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。

<イベント概要>

日時 2024年3月1日(金)11:40~12:10
会場 淡路市立石屋小学校(兵庫県淡路市岩屋529-1)
プログラム 対象:淡路市立石屋小学校全校児童 148名

①海ノ民話のまちプロジェクトについて紹介
・海ノ民話のまちプロジェクトムービーの上映
・事務局の高田氏より海ノ民話のまちプロジェクトについて説明

②アニメーション上映
・「別当の潮」アニメーション上映

③「別当の潮」ゆかりの場所を解説(株式会社海空 大継様)
・アニメに登場する別当寺や、犬が試行錯誤する海岸にある絵島や大和島を紹介

④「別当の潮」アニメーションとコラボレーションした商品を紹介
・お線香(兵庫県線香協同組合)
・淡路の藻塩「別当の塩」

 
地元である淡路市岩屋が舞台のため、児童たちはストーリーだけではなく、アニメに登場する場所にも興味津々でした。また、潮の流れのすごさや昔の地元の漁について知ることができ、家に帰ったら親に話したいと話す児童もいました。

上映会終了後、「別当の潮」とコラボレーションした商品2種類を参加した全校児童に贈呈しました。

講堂にいる人たち 自動的に生成された説明

商品展開

淡路島は線香の生産量日本一を誇る一大産地のため、兵庫県線香協同組合と連携して商品を開発。
淡路島での線香作りは、アニメで犬が海を渡ってたどり着いた堺市から職人と技術を持ち帰ったのが始まりといわれています。
もう1つの商品は、「別当の潮」の”潮”になぞらえて淡路島の藻塩とコラボレーションしました。

フィールドワーク

講師:立谷 林也様(淡路市教育部学校教育課)

淡路市立石屋小学校からスタートして、アニメに登場したスポットを巡り歴史について学びました。
犬が海を眺めていたお寺(現:石屋(いわや)神社)、犬が試行錯誤していた海岸や大和島、普段は入れない淡路市指定名勝の絵島などを訪れました。地元の漁師の方に実際に使っている漁具を見せて頂き、昔の漁や今の漁の現状について教えてもらいました。フィールドワーク終了後は、地元テレビ局の取材に体験して感じたことを発表する児童もいました。

別当の潮

兵庫県淡路市の海ノ民話アニメーション「別当の潮」や淡路市にまつわる情報はこちらからご覧いただけます。
https://uminominwa.jp/animation/59/

 

 
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:148人