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富山湾の恵みから海の問題を考える 「親子シロエビ漁見学・競り体験」を開催しました!

海と食の地域モデルin射水実行委員会は、2022年7月30日(土)に富山湾の宝石”シロエビ”を実際の漁船から見学が出来る「親子シロエビ漁見学・競り体験」を開催いたしました。

2022.09.26

海と食の地域モデルin射水実行委員会

海と食の地域モデルin射水実行委員会は、2022年7月30日(土)に富山湾の宝石”シロエビ”を実際の漁船から見学が出来る「親子シロエビ漁見学・競り体験」を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

親子シロエビ漁見学・競り体験
日程
2022年7月30日(土)
開催場所
富山湾および新湊漁港
参加人数
富山県在住の小学3年生〜6年生の親子計4組8名
協力団体
富山湾しろえび倶楽部

シロエビがとれるのは富山湾だけ?                          

天然の生け簀と言われ、富山湾特有の海底谷「あいがめ」に生息するシロエビ。漁業が成立しているのは富山湾のみとなり、水深約200m~300mの沖から1~3kmの場所に生息しています。当日は観光船に乗り、実際に漁をしている漁船の見学を行いました。日の出前に新湊漁協を出発し富山湾から上る日の出と共に漁場に到着。参加者した親子の皆さんは、投網の様子を見学しながら漁の仕組みを学びました。

 

水揚げ直後のシロエビを見るチャンス                         

投網後は一度新湊漁港に戻り、約30分後に再度漁場に向かい水揚げの見学を行いました。水揚げ直後のシロエビは身が透き通り、太陽にかざすとキラキラとした光を放ちます。参加者は、富山湾の宝石と呼ばれるシロエビをみて、普段見慣れているシロエビの様子は違う姿を見て驚きの声が上がりました。。水揚げ後は船上でとれたてのシロエビを実食し、改めて富山湾の恵みとシロエビの漁獲保全の活動をしている漁師さん、また、この取り組みの大切さを知りました。

 

シロエビ漁師さんの取り組みを知る                          

新湊漁港のシロエビ漁船は全部で8隻。漁期は4月から11月頃迄となり、期間中は4隻ごと2班に分かれ、1日交代で海に出航しています。。近年、シロエビが著しく減ってしまうことがありましたが、新湊の漁師さんたちは富山湾の恵みを守るため漁獲量を制限し、全8隻で等しく分け合う「プール制」という仕組みを新たに導入しました。漁獲量を調整しながら等しく分け合うことで、シロエビの取り合いを無くし、シロエビを守る活動を優先して行っていきます。シロエビ漁師3人で結成した「富山湾しろえび倶楽部」では、味わい・体験・参加を通して富山湾の宝石「シロエビ」を全国に知ってもらう活動を行っています。

参加した子ども・保護者からの声                          

・シロエビをいっぱいとるわけではないことが分かってビックリ!
・シロエビ漁をしているのが富山湾しかないことを知った。
・シロエビのとれたてが美味しかった。
・漁師さん、朝早いけど頑張ってください!

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:8人