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『スポGOMI甲子園・秋田県大会』を開催 激闘を制したのは金足農業高校Bチーム 当日は参加者33人で、21.4Kgのごみを集めました!

一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全11チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2022・秋田県大会』を9月23日(金・祝)に開催いたしました。

2022.10.18

一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全11チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2022・秋田県大会』を9月23日(金・祝)に開催いたしました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

日程
2022年9月23日(金・祝)
開催場所
秋田県秋田市 秋田拠点センターアルヴェ
参加人数
秋田県内高校生 33人

緻密な作戦、工夫を凝らしたオリジナルアイテム!

大会は今年で3年目。全国の30都道府県で予選が行われています。各予選大会1位のチームが12月に行われる全国大会に進出し、日本一を競います。この日、秋田拠点センターアルヴェには秋田県内の高校生11チーム33人が集まりました。
開会の挨拶に立ったCHANGE FOR THE BLUE in秋田県実行委員会の佐藤は「海洋ごみの約8割は陸上から出ているごみです。1人ひとりが考えて行動することが大事で、日ごろからごみを拾うといった行動を心がけて欲しい。」とコメント。この競技が始まった大切な背景と街中のごみが海につながっているということを忘れてはいけません。
続いて各チームの作戦タイム。どこから攻めるか、3人の役割分担などを確認します。燃えるごみやペットボトルなどごみの種類によってポイントが異なるので、ごみを集めると同時に分別しなければいけません。また、スポGOMI甲子園には「オリジナルアイテム」という面白いルールがあります。ごみ拾いに使うごみ箱やトングなど、工夫を凝らしたオリジナルアイテムを使うことができ審査員の心をつかんだ自作アイテムにはポイントが加算されます。

さぁ!ごみ拾いスタート!

秋のごみゼロウィークに合わせた大会は、前日まで雨の予報が出ていたにもかかわらず、高校生の熱気によって予報がはずれ太陽も顔をのぞかせる中でスタート。和やかなムードで始まりましたが、すぐに各チーム真剣モードに。会場となっているアルヴェ周辺の道路の草むらを念入りに調べたり、バス停のベンチの下をのぞきこんだり、各チームは独自の作戦で動いている様子でした。公園などの人の休憩するところを重点的に狙っていたチームはなかなかの量のごみを集めていました。
各チームは、様々な思いを抱いてごみを拾い上げていき、終了前5分になると各チームラストスパートをかけていきます。終了時刻になると、各チームがたくさんのごみ袋をもって本部に戻ってきます。競技中に仲良くなったチームが一緒に帰ってくる様子を見ると、本大会は”スポーツ”だなと改めて感じさせられます。

いよいよ発表の時!

表彰式。審査員の目に止まった優秀なオリジナルアイテムとして、リケジョ√(りけじょるーと)チームの「Reduce・Reuse・Recycle分別ごみバッグ」が選ばれました。
そしてついに、優勝チームの発表。優勝チームは東京大会に出場ができることもあって会場の緊張感が高まっていました。優勝は金足農業高校Bチームで、2.81kg(4袋分)のごみを集めました。役割分担を決めて手際よくごみを拾っていたこと、ペットボトルをたくさん拾い高得点につながったことが大きな勝因となりました。チーム代表の荻原さんは全国大会に向けて「全国大会でもチームワークを生かして優勝を目指してたくさんごみを拾います。海を守る行動をしっかり意識し頑張ります!」と周りのチームに宣言していました。
創意工夫して楽しみながらも、海洋ごみ問題を真剣に考える高校生の熱意に圧倒され、まさに甲子園と呼ぶにふさわしいイベントとなりました。優勝した金足農業高校Bチームの皆さんには、12月の全国大会で、ぜひ日本一を目指して取り組んでほしいです。

<高校生コメント>
普段普通に歩いている道でも、草の裏にごみが隠れて落ちていることがあったので、まわりに気を配ってごみが落ちていたら拾いたい。自分でもごみの持ち帰りをしっかりやろうと思ったし、他の人にも呼びかけたいと思った。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:33人