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『スポGOMI甲子園・岡山県大会』を開催 激闘を制したのは山陽学園高校「藤⽥のエルドリッチ」チーム 当日は参加者全24人で、37.13Kgのごみを集めました!

一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全8チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2022・岡山県大会』を10月8日(土)に開催いたしました。

2022.10.21

一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全8チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2022・岡山県大会』を10月8日(土)に開催いたしました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

日程
2022年10月8日(土)10:00~15:30
開催場所
倉敷運動公園
参加人数
1チーム3名×8チーム=24人

優勝は山陽学園高校「藤⽥のエルドリッチ」チーム!拾ったごみの総量は圧巻の17.27kg!

全8チームが参加した岡山県大会。今年度はスぺシャルゲストに、瀬戸内エリアで活動する人気アイドルグループSTU48メンバーの川又あん奈さんが参加し、イベントを盛り上げました。
選手宣誓は、昨年優勝チームを輩出した山陽学園高校のチーム「にゃーにゃーにゃ―」の3名。「宣誓!わたしたち高校生一同は、地域の美化、そしてその先に繋がる美しい海を取り戻せるよう、全力でごみ拾いに取り組むことを誓います。」と元気よく宣誓し、熱い戦いが開幕しました。
出発前の作戦会議では、同じチームのメンバーと「どのように回れば効率的にごみを拾うことができるか」「どうすればポイントの高いごみが狙えるか」など、意見を出し合いながら各チーム思い思いの作戦を準備。その後、「CHANGE FOR THE BLUE」の掛け声で全チーム一斉にスタートし、60分の激闘を繰り広げました。
街には空き缶、たばこの吸い殻、ナイロン袋などが落ちていて、街の中にはごみのたまり場のような一角もあり、渡したごみ袋には収まりきらないほど大量のごみを拾ったチームもいました。競技終了後、各チームのごみの重さを計測した結果、昨年に引き続き、山陽学園高校から出場のチーム「藤⽥のエルドリッチ」が圧倒的なごみの回収量で優勝。オリジナルアイテム賞に輝いた倉敷高校のチーム「ゴミ拾いお兄さん」はごみの回収でも1位のチームに必死に食らいつこうと善戦しましたが、惜しくも2位となりました。優勝した「藤⽥のエルドリッチ」は、12月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。また、同日午後には、スポGOMI甲子園参加者を含めた高校生と大学生、海洋ごみについて学ぶ交流イベント「高校生の私たちにできることとは?海洋ごみについて考えよう!」を開催しました。海洋ごみに関するアニメの上映会や、山陽学園高校地歴部顧問の井上教諭による海洋ごみ特別講座等を実施し、高校生や大学生ならではの視点で海のごみ問題を自分事として捉え、海洋ごみゼロを実現するために何が必要なのかを考えました。

岡山県大会で集められたごみの総量は37.13kg

美しい瀬戸内海に面した岡山の海ですが、日々多くの海洋ごみが海岸に打ち上げられています。海洋ごみの約8割は街から流れてくるものといわれており、適切に処理されないプラスチックやポイ捨てされたごみが、川や海岸から海に入り込んで“海洋ごみ”を発生させているのです。また、プラスチックごみは岩や波にぶつかって細かく砕かれ、マイクロプラスチックと呼ばれる“細かい海洋ごみ”となります。これを魚やウミガメをはじめとした海の生き物たちが誤って口にしてしまい命を落とすこともあり、大きな問題となっています。
今回の「スポGOMI甲子園2022・岡山県大会」を通し、参加者は回収したごみの多さに驚き、「きれいだと思っていた街中にこんなにもごみが捨てられていた。」と振り返り、これらの大量のごみが美しい瀬戸内海を汚染する一因となっているという事実を深刻に受け止めていました。
スポGOMI甲子園は、海洋ごみ問題全体から見たら小さな存在だが、この参加者のようにスポGOMI甲子園への参加を通じて、海洋ごみ問題に思いを馳せる人を1人でも増やす事で、海洋ごみ問題に対して貢献していきたいと強く思いました。

優勝チームコメント

道路から死角になったやぶや線路脇に特に多かった。レジ袋などのプラスチックは劣化して海洋汚染の原因となるため、マナーを守ってほしいと思いました。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:24人