『スポGOMI甲子園』は、15～18歳の高校生が3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う地球にもっとも優しいスポーツで、仲間と楽しみながらごみ拾いをすることで、町や海のごみ問題を自分ごと化としてとらえていただくことを目的に開催されています。

2022年10月1日に行われた『スポGOMI甲子園2022・千葉県大会』で優勝した千葉黎明高等学校（千葉県八街市、校長：吉田英雄）在校生3人組の「打ち上げは一蘭です。」が、大会での成果を報告するため千葉県環境生活部スポーツ・文化局長・前田俊也氏を表敬訪問しました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催し、一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションが企画しています。

日程
2022年12月23日（金）
開催場所
千葉県庁議会棟1階第二応接室
実施内容（プログラム）
会談（13:00）～
フォトセッション（13:20）～
知事取材（13:25）～
優勝チーム取材（13:30）～
終了（13:40）

千葉県環境生活部スポーツ・文化局長・前田俊也氏　コメント

SDGsへの関心が高まり、様々な取組がされている中でも、スポGOMI甲子園はスポーツとごみ拾いの要素がかけ合わされており、高校生などの若者が参加しやすくなる工夫がされていると思う。また、環境問題を見つめなおす良いきっかけになると思う。海と河川で四方をで囲まれた千葉県は、豊かな環境に恵まれている一方、水の流れによって運ばれるマイクロプラスチックなど海洋ごみ問題も深刻である。今年の千葉大会に27チームと多くの学生が参加したとこは大変素晴らしいことであると思う。この大会への参加をきっかけに、海洋ごみを減らしていく活動が高校生を中心に広がっていくことを期待している。

千葉県大会優勝チーム「打ち上げは一蘭です。」コメント

優勝できたことは本当に嬉しかったです。しかし、私たちは大会当日に約20kgというたくさんのごみを拾い、拾いきれないごみもありました。優勝の喜びはあったものの、それだけの量のごみが落ちていたことには残念に思いました。スポGOMI甲子園への参加は、身近に落ちているごみや海洋ごみ問題について考えるいい機会となりました。決勝大会では、私たちを含めた全チームが少ないごみの量で競えることができたらいいと思います。一生懸命頑張ります。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています