『スポGOMI甲子園・鹿児島県大会』を開催 激闘を制したのは鹿児島第一高校「環境第一チーム」!当日は参加者全84人で、73.87Kgのごみを集めました!
一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全28チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2023・鹿児島県大会』を9月10日(日)に開催いたしました。
2023.10.04
一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全28チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2023・鹿児島県大会』を9月10日(日)に開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
日程
2023年9月10日(日)10:00~12:30
開催場所
甲突川
参加人数
1チーム3名×28チーム=84人
優勝は鹿児島第一高校の「環境第一」!拾ったごみの総量は圧巻の10.5kg!
全28チームが参加した鹿児島県大会。3連覇を狙う龍桜高校チームが有利かと思われましたが、学校近くの畳屋で無料配布されていた「畳縁」を再利用したオリジナルバッグを用意し、一昨年の準優勝からリベンジに挑戦した鹿児島第一高校「環境第一チーム」が、オリジナルバッグを活かして大きめなごみを放り込みながら、序盤から圧倒的なリードを奪いました。2連覇中の龍桜高校チーム「龍桜ケアラー」も段ボールで作成したゴミ箱リュックにスピーディーにごみを放り込みながら必死に食らいつきました。結果、環境第一チームは、ごみ総量10.5kg/1657.5ポイントを獲得し、優勝。3連覇を狙う「龍桜ケアラー」は1470.0ポイントで惜しくも準優勝となりました。さらにペットボトルを再利用し、ほうきとちりとりを作り上げた「picking up trash in kagoshimaチーム」がオリジナルアイテム賞を受賞しました。
鹿児島県大会で集められたごみの総量は73.87kg
スポGOMI甲子園の会場となった甲突川は、鹿児島市の中心部を流れ、桜並木の遊歩道があり下流から桜島も望め人々で賑わう場所です。鹿児島湾の海へとつながる、川周辺にもごみはありました。毎年春には花見で多くの人が訪れ、さまざまなイベントが行われる甲突川周辺には、ペットボトルや空き缶が捨てられていて、たばこの吸い殻も多く見られました。そんな様子を見た参加者の1人は「ポイ捨てをしている人がいることがとても残念。ポイ捨てごみをなくしていくことで街はもちろん、川から海に流れることもなく海も綺麗になっていくと思う。」と言っていました。川や街を綺麗にすることが、海洋ごみ問題につながるという意識がスポGOMI甲子園への参加を通じて高まっている様子でした。
優勝チームコメント
一昨年、準優勝で悔しい思いをしたのでリベンジを果たすためにオリジナルアイテムも改良して参加しました。自分たちが、ごみ拾いした道を振り返ると綺麗になっていてとても嬉しくなりました。今日、みんなでごみ拾いをした姿を見た街の人たちも意識してくれたらいいなと思います。街が綺麗になっていくのを実感できた素晴らしい大会でした。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:84人