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『スポGOMI甲子園・千葉県大会』を開催 激闘を制したのは「バドピンポン」チーム 当日は参加者全71人で、35.74Kgのごみを集めました!

一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全24チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2023・千葉県大会』を10月7日(土)に開催いたしました。

2023.10.20

一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全24チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2023・千葉県大会』を10月7日(土)に開催いたしました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

日程
2023年10月7日(土)10:00~12:30
開催場所
イオンモール幕張新都心・豊砂公園
参加人数
1チーム3名×24チーム=71人(1人欠場)
協力団体
イオンモール幕張新都心

優勝は敬愛学園高校・磯辺高校の連合チーム「バドピンポン」!

全24チームが参加した千葉県大会。晴天にも恵まれ、四街道高校野球部チーム・宮田さんの元気な選手宣誓で大会の幕が開けられました。今大会は初出場のチームも多く集まり、どこが優勝するのかまったく予想がつかない状況で競技がスタート。また、当日は晴天でしたが、ときおり強風に見舞われ、細かいビニールごみが飛んでしまうなどごみの回収が困難なコンディションでした。そんな中、順調にごみを集めたのは「ウクレレ」。

当日はチームメイトの1人が怪我で欠場し、2人での参加となったものの、持参したオリジナルアイテム(チャック付きのメッシュ素材の籠や自作した籐工芸のたばこの吸い殻入れ)を駆使し、強風をものともせずごみを拾い集めていきました。旭農業高校の「旭農高 農ク」チームは竹のトングと竹のそりを持参しました。竹のトングは熱で竹を折り曲げ、ごみを摘まみやすいよう先端部分を細工したそうです。竹のそり(ブッピー号)は砂浜での競技も考慮して持参してきましたが、今回は街中での開催で出番はありませんでした。小回りが利くアイテムで、もし競技エリアに海岸が含まれていれば大きな武器になったかもしれません。プラスチックを使わず、身の回りにある天然素材を活用したという点が評価され、オリジナルアイテム賞を受賞しました。今大会も各チーム特徴や個性を活かしごみを集めていきました。初出場となった四街道高校野球部は自慢の体力で次から次へとごみを拾い奮闘。総重量4.55kgを集め優勝争いに加わりました。

結果として優勝したのは「バドピンポン」。競技序盤は中々ごみを見つけることができず苦戦し、何度も心が折れそうになったそうですが、諦めずにごみを探し続けた結果、競技時間後半にごみのホットスポットを発見し、たくさんのごみを拾い上げました。結果として「バドピンポン」は総重量7.21kg、778.5ポイントを獲得し、見事優勝を飾りました。

千葉県大会で集められたごみの総量は35.74kg

会場となった海浜幕張は、千葉県の文化や経済の中心地であり、多くのオフィスがあるほか、イオンモール幕張新都心や幕張メッセ、ZOZOマリンスタジアムなどの施設も集まり、毎日多くの人が訪れています。都市部でありながら、人口の砂浜「幕張の浜」や「豊砂の浜」、さらに海に繋がる浜田川も流れ、海と密接な繋がりがあります。スポGOMI甲子園の拠点となった豊砂公園近辺は、一見綺麗ですが、茂みの中や道路の脇など、よく目を凝らすと隠れたごみが多く点在しています。こうしたごみが強風や雨に流され海にごみが流れやすい環境でもあります。

今大会は強風の中での大会でしたが、参加した高校生全員が必死になってごみを拾い、海に出るごみを少しでも減らすことができました。参加者の1人は今大会を通し、「身近に落ちているごみに気が付くようになった」と、大会への参加で意識が変わったと話していました。一見綺麗な街並みでも、植え込みの中など人目の付かないところにごみは隠れており、そのごみは巡り巡って海に到達する可能性があります。今大会に参加したことで、参加者1人1人の意識が変わり、身近な地域でのごみ拾いやごみを出さない意識を持つなど、小さなアクションを起こしていけることを祈ります。

優勝チームコメント

8月に開催されたスポGOMIワールドカップの千葉予選で優勝することができず悔しかったので、優勝を目指してスポGOMI甲子園に参加しました。競技中は中々ごみが見つからず何度も諦めそうになりましたが、折れずにごみを探し続けた結果、橋のふもとにごみがたくさん落ちている所を見つけ、多くのごみを拾うことができました。やはりごみは人目につかない場所に捨てられるのだと思いました。全国大会では、今大会の経験を活かし、ごみが見つからなくても最後まで諦めず、優勝を目指して頑張りたいと思います!

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:71人