一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15～18歳の高校生たち全40チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2024・新潟県大会』を6月16日（日）に開催いたしました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

日程
2024年6月16日（日）9:00～11:30
開催場所
日和山浜海水浴場
参加人数
1チーム3名×40チーム＝120人
協力団体
日和山浜魅力創出事業~ハマベリング!!!~（新潟市中央区役所 地域課）

優勝は東京学館新潟高校のTGN！拾ったごみの総量は圧巻の15.52kg！

全40チームが参加した新潟県大会。昨年から連続出場のGOOD BOYSチームが有利かと思われましたが、初出場のTGNチームが、序盤から多くのごみを拾いあげ、圧倒的なリードを奪いました。昨年出場のチームも必死に食らいつきましたが、最後までその差は縮まりませんでした。結果、TGNチームは、ごみ総量15.52kg／3136ポイントを獲得し、準優勝チームに1928.5ポイント差をつけて優勝。12月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。

新潟県大会で集められたごみの総量は144kg

今年は、日和山浜海水浴場で初開催となりました。毎月新潟市の団体がごみ拾いをしていますが、スポGOMI甲子園のときも多くのごみが拾われました。スポGOMI甲子園の会場となった日和山浜海水浴場は穏やかな波が打ち寄せる海岸ですが、新潟市内中心部の海水浴場であり、シーズンになれば多くの海水浴客が訪れる場所です。浜には、海を浮遊してきた海洋ごみがあちこちに散乱し、せっかくの景観を台無しにしていました。そんな様子を見た参加者の1人は「海に来た時にごみが多いと悲しい。綺麗にしたときの達成感を早く味わいたい」と言っていました。スポGOMI甲子園は、海洋ごみ問題全体から見たら小さな存在ですが、この参加者のようにスポGOMI甲子園への参加を通じて、海洋ごみ問題に思いを馳せる人を1人でも増やすことで、海洋ごみ問題に対して貢献していきたいと強く思いました。

優勝チームコメント

スポGOMI甲子園には初めて出場しましたが、スポGOMIには甲子園が開催される前の週にスマイルストーリーが主催のスポGOMIに参加していました。その時は9位でしたが、今回は優勝することが出来て嬉しいです。日本一を目指して頑張ります。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数：120人