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『スポGOMI甲子園2024・長野県大会』を開催 激闘を制したのは長野俊英高校/さつまいもタイムチーム 当日は参加者全36人で、75Kgのごみを集めました!

一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全12チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2024・長野県大会』を10月5日(土)に開催いたしました。

2024.10.10

一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全12チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2024・長野県大会』を10月5日(土)に開催いたしました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

日程
2024年10月5日(土)10:00~12:30
開催場所
長野県長野市権堂イーストプラザ市民交流広場
参加人数
1チーム3名×12チーム=36人

優勝は長野俊英高校のさつまいもタイム!拾ったごみの総量は圧巻の約11kg!

全12チームが参加した長野県大会。ここ数年、複数チームを送り出す長野俊英高校は初優勝を狙い気合十分。一方、昨年のスポGOMIワールドカップ長野県代表の第一学院高校長野キャンパスも頂点を狙います。その他、今年は、初出場の高校の参加が目立った大会となりました。

下高井農林高校は、授業で使用した肥料の袋をリュックサック式のオリジナルごみ箱で用意。上田東高校は生徒会メンバーが出場。須坂東高校はボランティア部のメンバーが出場しました。松本市から参加してくれたのは松本第一高校の3人組。大会は、過去最大の接戦となりました。

第一学院高校BIGバモは燃えないごみやビン・缶、吸殻を満遍なく拾っていくのに対し、長野俊英高校さつまいもタイムは、ポイントの高いビン・缶、ペットボトルを次々と拾っていく作戦。結果、長野俊英高校さつまいもタイムがごみ総量10.99kg/2346ポイントを獲得し、2位第一学院高校BIGバモをわずか32.5ポイント差で突き放し、長野俊英高校として初優勝を飾りました。

12月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。なお、オリジナルアイテム賞は、自宅で眠っていた米袋や果物の収穫かごを再利用しショルダーバック、エコバック風にリメイクしたつくば開成学園高校のオレらダイゾンが受賞しました。

長野県大会で集められたごみの総量は75kg

開閉会式会場となった長野市権堂イーストプラザ市民交流広場は長野駅からほど近い中心市街地にあります。何気なく通りを歩いているとごみは見当たらずキレイな街並みです。しかし、すぐ近くには繁華街の権堂エリアがあります。飲食店が多く並ぶこのエリアは前日が金曜日ということもあってか、路地にタバコの吸殻や空き缶などが多く散乱している様子がありました。「大人は責任をもってごみを捨ててほしい。」「ポイ捨ては恥ずかしい行為だと感じてほしい。」と参加者。また、ごみが目立ったのは、駐車場です。さらに人目が付きにくい、柵の裏側に隠すように捨てられていました。海洋ごみの7~8割は内陸部から流出していると言われており、長野県においても海洋ごみ問題は他人事ではありません。高校生たちが長野県代表を目指して競い合ったスポGOMI甲子園長野県大会。同年代と清掃活動という行為を通して交流し合い、上流県ながのから海洋ごみ削減に貢献した1日となりました。

優勝チームコメント 長野俊英高校さつまいもタイム

最初から優勝しようとは思っていませんでしたが、真剣にごみを拾っていたらいつの間にか沢山集めていて、だんだん楽しくなってきました。ごみ拾い活動は初めてやりましたが、人のため、街のため、環境のためにしたことでとてもよい気分になりました。私たちは、生徒会の役員ですが、この活動が代替わりで最後の活動になります。全国のみんなと会えることを楽しみつつ、やるからにはスポGOMI日本一を目指したいと思います。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:36人