生地エリア魅力発掘プロジェクト 漁村文化が根付くまち・黒部市生地地区の生地鼻灯台利活用についてのタウンミーティングを開催
生地地区灯台利活用プロジェクト実行委員会は、2023年1月17日(火)に生地鼻灯台(富山県黒部市)の利活用に向けたタウンミーティングを開催いたしました。
2023.01.25
生地地区灯台利活用プロジェクト実行委員会は、2023年1月17日(火)に生地鼻灯台(富山県黒部市)の利活用に向けたタウンミーティングを開催いたしました。2022年より、生地鼻灯台利活用にむけた調査事業やフィールドワークの実施などを行い、今回その成果を地元住民の皆様及び関係者の皆様に共有させていただき、来年度以降の利活用についての意見交換の場とさせていただきました。
このタウンミーティングは、灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していく「海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業」の一環として実施いたしました。
生地鼻灯台利活用に向けたタウンミーティング
開催概要
生地地区灯台利活用プロジェクトは、富山県最古の灯台・生地鼻灯台を起点とした周辺の周遊性を高め、観光客が楽しめる場所作りを通じて生地地区にある漁村文化や灯台の保全・活用を目指した事業。今回、2022年より利活用のための調査事業やフィールドワーク実施における結果などをもとに、地元住民や関係者と共有し、さらなる生地鼻灯台利活用にむけたタウンミーティングを実施。
日程
2023年1月17日(火)
開催場所
北洋の館(富山県黒部市生地芦崎)
参加人数
約20名
生地鼻灯台とは(富山県黒部市生地)
黒部川扇状地が最も海に突出している生地鼻に施設された航路標識灯台。富山湾の全てと能登半島の大部分から視認することが出来る富山県最古の灯台です。現在は地元で活動する有志の方々を中心に、灯台の開け閉めや麓でのイベント開催などが実施され、活用されています。地震や津波があった際の避難場所としても活用できるように整備が進んでいます。
幅広い世代が生地鼻灯台の未来について意見交換
今回、黒部市・武隈市長をはじめ、地元議員・有識者・観光ガイド・住民など多様な職種、また年齢層も20代~70代と幅広い世代の皆様にご参加いただき、灯台周辺での宿泊拠点の開設や周遊プランの整備について意見交換をしました。
それぞれテーマごとに議論を進め、まずは、どのような宿泊拠点であれば魅力的で実現可能かという議論では、参加者から、トレーラーハウスの設置やキャンピングカーを駐車して過ごせる場の整備などが提案されました。また、生地鼻灯台を起点とした周遊観光プランについては、海岸から見える山々や夕日を眺める内容や、清水の飲み比べ・水だんご作り体験などを周遊観光プランに盛り込むアイデアのほか、20代の地元若者からは「周遊の際、飲食店や観光施設でデジタルコンテンツとして、クーポンなどを発行してはどうか。」という意見もでました。さらに今後にむけて、「ターゲットや顧客単価などを、細かく設定する必要があるのでは?」という声もあり、今回のタウンミーティングでのアイデア・意見をもとに、さらなる利活用にむけて実行委員会を中心に議論を進めてまいります。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:20人