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灯台を起点とした学習プログラム創出に向け青谷小・中・高校で特別授業を開催!

鳥取市青谷地区振興プロジェクト実行委員会は、10月に灯台を起点とした学習プログラム創出を目的として様々なイベントを実施しました。

2023.11.10

鳥取市青谷地区振興プロジェクト実行委員会

鳥取市青谷地区振興プロジェクト実行委員会は、10月に灯台を起点とした学習プログラム創出を目的として様々なイベントを実施しました。これらのイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の助成を受けて実施したものです。


<10月7日(土)令和5年度 第1回まちのにぎわいづくりを進めるつどい>
開催概要

長尾鼻灯台を有する青谷町の地域の各種団体に所属する20名が参加するまちのにぎわいづくりを進める”つどい”。「海と灯台プロジェクト」の事務局も参加し、「灯台」がこの地の文化遺産として可能性を持っていることを説明した。
日程
2023年10月7日(土)
開催場所
鳥取市青谷総合支所 多目的ホール(鳥取県鳥取市青谷町)
参加人数
20人
協力団体
鳥取市青谷総合支所

学びを起点に地域の未来に「灯台」を受けつぎまちづくりに貢献する可能性を説明!

昨年度「海と灯台プロジェクト」の一環で制作されたマンガ「青谷灯台物語」は灯台を起点に地域が注目され、ニュースなどで報道されることで、地域の素材として地域住民に改めて知られることとなりました。一方で、どのように活かしていくのか、地域に主体的な機運が醸成されるにはもう少し時間がかかるため、”まちのにぎわいづくりのつどい”では「自然や歴史」「特産品・食」などをテーマに、まちの未来を話し合いました。この”つどい”に事務局が参加し、「灯台」を切り口にした提案や今期「学び」を地域に残していけるよう企画していく旨を説明し、住民の理解と協力を仰ぎました。参加者には、公共施設や、自治体、高校、ボランティア団体、公民館など、これまで地域と深く関わってきた住民団体の代表者が参加する一方で、新たに青谷地区に移住してきた方など、何か連携できる方法は無いかを考え、関わっていく機運の目が芽生えました。事務局は『今後、地域住民らとも事業の中で連携し、プロジェクトが地域に必要とされ、灯台の文化的価値を地域内で受け継いでいく受け入れ態勢の構築に期待したい』と話しました。

<10月17日(火)鳥取市立青谷中学校「探究あおや」の授業で長尾鼻灯台訪問>
開催概要
鳥取市立青谷中学校3年生17が長尾鼻灯台を訪問し、その魅力を撮影。今年度、青谷中学校でスタートした地域学「探究あおや」3年生のテーマは海。これまでは「サーフィン」など体験が中心となっていたが、せり出した岬に立つ長尾鼻灯台を実際に訪れることでその存在を知り、来期の学習プログラム創出を目指す。
日程
2023年10月17日(火)
開催場所
長尾鼻灯台(鳥取県鳥取市青谷町)
参加人数
17名
協力団体
鳥取市立青谷中学校

学習プログラム創出に向け、まずは長尾鼻灯台へ!

鳥取市青谷中学校の3年生17名が、探究あおやの授業を通じて、長尾鼻灯台へ初訪問!今回の授業では、地域の魅力を伝えるPR動画の制作に挑戦。昨年度までは、馴染みのあるお店や地元企業などへの訪問が中心となったが、今回は初めて長尾鼻灯台に訪問。地域の中でも認識が薄れつつあった「長尾鼻灯台」は昨年度の「海と灯台プロジェクト」で作成された「青谷灯台物語」を契機に徐々に地域での認知を回復しつつあります。今回、参加した生徒はみんな初めての訪問で、生徒からは「灯台から見える海の景色が素晴らしかった」「長尾鼻灯台も青谷の地域の魅力の一つだと思った」「海との関わりがふえて、海に対して興味がわいた。」「将来、青谷がなくならないように守らなければならない景色だと思った。」などの感想が聞かれ、より長尾鼻灯台の地域での存在価値が高まることが期待されます。今後この授業では、PR動画の制作が行われ、長尾鼻灯台を含めた地域の魅力PR動画を生徒自身が作り上げます。こうした灯台と触れる機会を経験する中で、地域を知り郷土愛を育てる「探究あおや」と連携し、学習プログラム創出を目指します。


<10月24日(火)鳥取県立青谷高校「青谷学Ⅱ」文学・歴史コースで長尾鼻灯台訪問>
開催概要

鳥取県立青谷高校3年生7名は、昨年度青谷高校の生徒と地元イラストレーター伊吹春香さんが作り上げた「青谷灯台物語」を活用し、人形劇でその舞台を巡るフィールドワークを実施。
日程
2023年10月24日(火)
開催場所
長尾鼻灯台(鳥取県鳥取市青谷町)
参加人数
7名
協力団体
鳥取県立青谷高校

学習プログラム創出に向け、昨年度事業「青谷灯台物語」を知り、長尾鼻灯台へ!

鳥取県立青谷高校の生徒7名が、青谷学の授業を通じて、長尾鼻灯台を訪問!昨年度の「海と灯台プロジェクト」で、当時の3年生が地元イラストレーターと製作した漫画「青谷灯台物語」を自分事化するため、登場人物を人形化して物語の舞台を巡る動画を制作します。今回は、その過程で生徒自身が地域の魅力・青谷の魅力、灯台の魅力を自分事化する授業です。

地域の中でも認識が薄れつつあった「長尾鼻灯台」は、昨年度の「海と灯台プロジェクト」で作成された「青谷灯台物語」を契機に、徐々に地域での認知を回復しつつあります。自分たちの母校が携わって作り上げたストーリーを引き継いでいくため、自ら学び灯台を訪れました。生徒たちは「物語の舞台に立てて良かった」「本当に自分の地元が舞台になったことを体感した」などと感想を持ち、より長尾鼻灯台の地域での存在価値が高まることが期待されます。今後この授業では、マンガ「青谷灯台物語」を人形動画で実写化に挑戦し、12月の発表会でお披露目します。

※マンガ「青谷灯台物語」をなぞるように自ら制作した人形を撮影する生徒たち
※マンガ「青谷灯台物語」をなぞるように自ら制作した人形を撮影する生徒たち


<10月26日(木)「青谷灯台物語」を製作したイラストレーター伊吹春香さんによる特別授業>
開催概要

鳥取市立青谷小学校5年生35名、6年生20名が合同で参加し、昨年度青谷高校とイラストレーター伊吹春香さんが製作した「青谷灯台物語」を自分事化するため伊吹春香さんによる特別授業を実施した。
日程
2023年10月26日(木)
開催場所
鳥取市立青谷小学校(鳥取県鳥取市青谷町)
参加人数
55名
協力団体
鳥取市立青谷小学校

学習プログラム創出に向け、昨年度事業「青谷灯台物語」から学ぶ!

鳥取市青谷小学校の5・6年生が特別に開催される合同授業。講師には、昨年度事業で青谷高校と「青谷灯台物語」を製作したイラストレーター伊吹春香さん!鳥取市のポスターや各種媒体でひっぱりだこの伊吹さんとあって小学生にとって特別な授業となりました。

伊吹さんは、「青谷灯台物語」の製作を通じて、青谷の歴史が長尾鼻灯台の立つ長尾鼻によって深く育まれたことを知り、”灯台”を起点にとらえるとこの町がより海と深く関わって成り立っていることが見えてくることや、地域住民にとってははっと気づかされる視点が「青谷灯台物語」にあることを伝え、次の授業の”灯台訪問”につながる話を伝えました。

多くの児童は灯台訪問の経験が無く、「青谷にはまだ知らない魅力があった」「灯台のすごさを始めて知った」「灯台の景色を早く見てみたい」と灯台訪問の授業に期待を高めていました。

今回、特別に伊吹さんが灯台などをふくむイラストをホワイトボードにライブペイントし、児童はくぎ付けとなっていました。


<10月31日(火)イラストレーター伊吹春香さんと長尾鼻灯台訪問>
開催概要

伊吹春香さんとともに灯台訪問を実施。灯台絵画につながるデッサンを灯台にて実施し、実際に灯台に訪れ、景色や存在価値を絵画に落とし込むため、伊吹さんからエッセンスを教わる。その体験の結果を来期の学習プログラム創出につなげる。
日程
2023年10月31日(火)
開催場所
長尾鼻灯台(鳥取県鳥取市青谷町)
参加人数
55名
協力団体
鳥取市立青谷小学校 境海上保安部

灯台×アート!イラストレーターと一緒に灯台訪問

この日は、鳥取市青谷小学校の5・6年生が初めての灯台訪問へ。灯台から見える壮大な景色から青谷の海との接点である「長尾鼻灯台」を知り、海に光を投げかける浪漫に思いを馳せました。また、伊吹さんのデッサンとともに、灯台絵画を作り上げるためのエッセンスを伊吹さんから教わり、アートの視点から灯台の魅力に近づきました。児童は、「こんなに景色がいいと思わなかった」「鳥取県の端から端まで見えて感動した」など新たな灯台の魅力に気づき、その想いを胸に、伊吹さんとともに灯台を描くことに夢中になっている様子でした。地域の中でも存在が薄れつつあった「長尾鼻灯台」は、昨年度の「海と灯台プロジェクト」で作成された「青谷灯台物語」を契機に徐々に地域での認知を回復しつつある。小学生が学び、体験として灯台と接する機会を得ることで地域に受けつがれる学習プログラム創出を目指していきます。

長尾鼻灯台とは(鳥取県鳥取市青谷町)

かつては灯台守もいて、敷地では地域の運動会も行われていたという長尾鼻灯台。鳥取県内では最もせり出した岬・長尾鼻に立ち水面から灯光までの高さは68メートルと海岸線に立つ灯台では鳥取県内で最も高い。近年は、敷地は施錠され、釣り人が立ち寄る程度になっていたが、昨年度の事業で地域の歴史と灯台をつなぐストーリー「青谷灯台物語」が完成し再認識され始めている。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:154人